正解よりも、考えてみることをすすめる。
授業で「なんで月の形や位置が日によって変わるのか」
という問いを出しました。
公転とか自転とかいろいろ言葉は出てくるものの、
「深く考えた」と感じる予想や、考えは目にすることができませんでした。
もちろん、小学生の授業で教えるべき内容でないのは分かりますが、
「なんでだろう?」は問うてよいでしょうし、それを「考えてみる」ことは
小学生でもできることです。
残念ながら「正解」ばかりを学んだ子たちは、その学んだことを活かす、使うということに
長けていないと感じることがあります。それは、大人のせいだと思います。「正解」ばかりを学ぶことを推奨してきたわけですから。
自分が知っていること、思いついたことを総動員して、予想を考えてほしい。
「分からない」と投げ出してしまうのではなく、「分からない」でも、やってみよう。
とあってほしい。モヤモヤしたままでもいい。あーでもないこーでもないともがくのもいいのではないか、と思う。
本当に分からなければ、ネット上にたくさんある優良な教材を見ればいい。
もちろん、それだけを見ることはすすめないけど。
2学期は、「学ぶタフさ」を目指していきたい。
いわゆるトップランナーがモリモリ学べるように。
P.S 月の満ち欠けの話をしている時に、大きなミスに気づきました。
明日謝罪します。うかつでした。