おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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見えているものが違う

自分が見ているものが、正しい、というわけではないけれど、

自分が見ているものは、ある人にとっては「見えてないもの」なんだろうな、と思います。

もちろん、逆もしかり、だけど。

 

『学び合い』の授業を通じて、集団の動きをいつも見ていたからか、

「ああ、こういう集団か」とか

「あの子は今どういう状態か」とか

そういう物の見方をするようになったと思います。

 

その見方で、いろんなクラスや、子どもたちを見ていると、

時々不思議な気持ちにもなります。

「何で何とも思わないんだろう」と。

「何でここで声をかけないんだろう」と。

 

でもこれって、研究授業でもよく思っていたことでした。

多くの先生は、

板書がどうだ、とか

発問がどうだ、とか

教材がどうだ、とか

私があんまり重視していないところに、目がいく。

 

「え、そんなことを追求して何になるの?」と思うほど。

 

別に自分が特別でも、正しいとも思わないけど、

見ているものが違うんだろうな、と感じました。

 

そのような「見え方の違い」に対して、イライラしても、変えようとしても

意味がない、ということは、最近わかりました。だから、それに合わせようとも思わないし、

口を出したくなっても、放っておきます。自分も関わることになったら、それとなく関わっているふりをする。

 

だけど、全く無関心というわけではありません。

ここぞという時に、「子どもの幸せを願う」ことだけは、語っていきたい。