おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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自分でも驚くほどの変化

僕は、いわゆる「体育会系」だと思います。

団体戦とか、競争とか好きですし、

根性とか努力とかの精神論大好きです。

上下関係とか礼儀とかも大事にしたいタイプです。   

高校時代は体育会系吹奏楽部と言われた部活漬けの日々を過ごしました。

そして、学校の先生になってからも、クラスづくりや子どもたちへの指導は「熱血系」だったろうな、と思います。

 

 

運動会の競技の練習は、時間いっぱい何度も練習させて完成度をあげたり、休み時間に特訓をしたりするようなことをしていました。

私が担任するクラスは成績がよいことが多く、それによって「団結力が高まっている」「クラスづくりがうまくいっている」と思うようになりました。

 

が、教員を続けていくにつれ、だんだん「熱血系」ではなくなってきました。

上にあげたような、「猛練習」「猛特訓」なんてことをしようとは思わないようになりました。

 

練習は効率よく、最低限でいいし、完成度もそれなりでいい。

休み時間は好きに過ごせばいいし、練習はやりたいならする。しないならしないで気にしない

 

そんな風に考えるようになりました。

単純にパワーがなくなってきただけなのかもしれないですが、なんかもう先生がすべてリードして、子どもを動かして、それを親や他の先生たちに見せる・・・「それって本当に子どもが望んでんの?」と思うようになったからです。子どもを使った見せ物をやっているようにしか見えない。

音楽とか体育とかは、音楽に触れたり、体を動かしたりして楽しむものであって、先生に叱られながらやるものじゃない。本気でやりたいなら、中学とか高校とかで自分の意志で部活に入ってすればいい・・・

 

 

でも、大人ってのは、結局クオリティの高い「結果」を評価するんだよなあ・・・