一人でカッカしても意味がない
学級経営をしながら「気になる子」がだいたいいる。
でもそれは、私にとって「気になる」のであり、他の方だとそう思わないこともあるだろう。
逆もしかり、だ。私にとって気にならない子が、他の方には気になる、ということはあるだろう。
私はどちらかというと「統制」「管理」が強いタイプだ。
時間や期限は守る、筋は通す、全員がそろう・・・そういうことを求める。
でも、どうやっても私の意思に反してしまう、というか私が求めていることがあんまり気にならない子、がいる。
うっかり・・・ということもあるだろうけど、繰り返しとなると、そういうわけでもない。
やっぱり、優先順位が低いのか、意識からなくなってしまうんだろう、と思う。
要するに、どう感じるかは人によって全然ちがう、ということだ。
これは別に教室の子どもたちに限ったことではない。
職員室の先生にたちにも同じことがいえる。
お知らせを見て、行動する人
紙を見て気づいて行動する人
周りの行動を見て、行動する人
直接言われて行動する人
最後の最後まで行動しない人
いろいろだ。
私は後まわしにすると忘れるからすぐにするか、やることをすべてまとめておくことが多いけど、
案外そういう人ばかりではない、ということが最近改めてわかる。生き方、考え方は本当に多様だ。
だから、自分が求めることに反することがあって、カッカと怒っても本当になんの役にも立たないんだろうな、と思う。
怒っている暇があるなら、どうするか考える。
手っ取り早いのは、直接話す、ということ。
ああ、そういえばうちの管理職、よくやってた。
大変だっただろうな、今まで。
ちょっと気持ちを切りかえたら、案外良かった。
怒りの感情は不毛だ。早いところ散らしておくのがいい。
今年は職員室内での立ち回りを学ぶことが多いなあ。