おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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イライラする自分をなんとかしたい

メタ認知という言葉があります。

www.hito-link.jp

 

最近、よく聞くようになってきました。

このサイトではメタ認知のことを

「自分の認知活動を客観的にとらえる、

つまり、自らの認知(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を認知すること」

と説明しています。

 

メタ認知、教師である自分にとって重要なスキルだと思っています。

 

「どうしたら子どもたちに対してイライラしなくて済むか」

教師になってから私はよくこの点について悩んでいました。

しょっちゅうイライラしている自分自身を変えたいと思いつつも、

やっぱり気づいたらイライラしていて自己嫌悪に陥る、そんなことばかりでした。

 

そんな自分を変えるために、徹底して自分の感情や行動を分析しました。

どうしたら自分はイライラして、どうすればイライラしないで済むのか。

一つひとつ言語化し、行動を試していきました。

例えば、時間に余裕がない時はイライラしやすいので、準備を十分にしておくこと

教室ではハプニングが起こるので「まあそんなこともあるや」と思うこと

何か言わないといけない時は、一呼吸おいて、距離をとって、言うこと

他にも色々とありますが、試しては反省し、また試しては失敗しの連続でした。

 

いまだにうまくいっているとは思いませんが、おかげで、以前よりマシにはなってきたと思います。

 

一方、そのようにイライラすることを「正当化」することもできます。

「子どもがあんなこと言うからー」「親がーーーだから」なんて他人のせいにするのです。

私も昔やってました。

でも内心、子どもや保護者の言動は、自分のせい、というのも分かっていました。

そして、こんなことをずっとやってたら成長は止まってしまうな、とも思いました。

だから、正当化するのをやめて、すぐに謝るようにしました。

これはとても勇気がいることだけど、時間が経てばだんだんできるようになってきました。

 

結局、イライラするのは相手に何かを求めようとすること、期待していることが要因なようです。だからもう、何かを求めない。期待しない。「まあそんなもんか」と思う、これはとても大事なことだろうなと思います。

 

このように「イライラ」をメタ認知することで、「イライラ」を抑えてきたという話をしました。自分を知り、自分の行動を変えていくこと。簡単なことではないですが、とても大事なことだと思います。ずっと意識しておきたいことです。