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教育書

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昨日、こんな投稿をしました。

 

 

 

投稿した通り、いい本だと思います。

なぜいい本かというと「もう一度読み返したい」「家に持っておきたい」「他の人にも勧めたい」と思えたからです。

 

この投稿にはありませんが「もう読まなくていいな」という本もありました。

思わぬ発掘本もありました。

いろんな教育書が自由に読めるので、重宝しています。

 

今でこそAmazonなどで注文できるようになりましたが、

昔は大きめの書店に行って、軽くナナメ読みをしてから買うかどうかを決めていました。

 

というのも、教育書は高いのです。

いわゆる「ビジネス書」より1.5倍以上します。

その割に情報量はそんなに多くありません。

だから今でも本屋に行ってナナメ読みをしながら購入するか決めています。

 

教員暦も10年超えて「教育書」を買う機会も減り、買うものもだんだん内容の濃いもの

になっていきました。特に「ハウツー」ものにはほとんど手を出しません。

 

執筆している方には敬意を表したいと思いますが、教育書の「ハウツー」ものは

書いている方だからこそできることが多いように思います。

もちろん、厳選して必要な要素を書いているとは思いますが、パーツを覚えたとしても

実際に生かせる場面っていつ来るかもわからないし、こないかもしれないのです。

 

例えば「子どもが泣いた時の対応」なんて、いつも起こるわけではありません。

実際にそれが起こった時にどうするか考えて、行動していかないといけないし、

そのほかにもいろんなことが起こるので、いちいちパーツごとに覚えている余裕はないでしょう。

 

でも「汎用的な技術」「根底なる考え方」はあった方がいいと思います。

「いい本」にはそれがあります。

 

今まで何度も取り上げてきましたが、この本は必読だと思います。

覚えることは10個。でもその10個はとても汎用性が高く、教師の仕事を大きく支えると思います。そして上で紹介した『指示の技術』はそれがよく説明されていると思いました。

 

教育書は高いし、情報量が少ない。

なおかつ「頭を使う」本が「ハウツー本」にはありません。

だからそのような本を読むことは「読書」とは思えず単なる「情報収集」と思っています。

「読了」なんていうほどのことでもありません。

でも、執筆するということには敬意を表します。

私も一度はチャレンジを試みましたが、断念しました。

本を出すというのはとても大変なことだと思います。