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【小学校教師】10数年で積み上げた実践を1週間でやってみた

お久しぶりです。おに先生です。

2学期から5年生の担任をすることになりました。

元々、教務という立場だったのですが、兼務することになりました。

教員2人分の仕事ですから、普通にやっていたらうまくいくわけありません。

だから、これまで10数年で積み上げた実践をフル活用することにしました。

 

さて、これからしばらくその「積み上げた実践」を簡単にまとめたいと思います。

詳しく書くと膨大な量になるので、続きはTwitterのスペースで話す予定です。

 

出会い

 

2学期がスタートして、校長先生から子どもたちに担任交代が告げられました。

ほぼ全員が驚き、困惑したでしょう。

教務として教室に補欠で入ることはあったので、顔は知っていましたが

担任として来るのとは大違いです。

 

私は男性ですし、背が高いので、一部の子にとっては「怖い」と思われます。

だから、なるべく「この人は怖くないんだ」と思ってもらう必要があると思いました。

そこで、行ったのが「自虐ネタ」

以前担任した子どもたちが私の印象を「かきくけこ」で表現していたので、

それを使いました。「かきくけこ」のはじめは

「かっこいい」

「きもい」

「くろい」

「けっこうまじめ」

「こわい」

最後は「こわい」なのですが「きもい」のあたりで、だいたい笑いが起こります。

「え、先生にきもい」とか言っていいの?このあたりは賛否両論あると思いますが、

私は全然気にしません。子どもたち、特に女子が「きもい」と使うのを、私がすべて

受け止めます。

「先生は別に気にしないけど、何度も言われるのは嫌だね。それよりも

かっこいいの方がいい。あと、その言葉が嫌な子だっているから、よく考えて使わないとね」

と話します。

 

また、自分が絵を描くのが苦手なことを話した後、家族の似顔絵を書きます。

どんな絵なのかは想像にお任せしますが、下手です笑

子どもたちからは笑いが起きます。

 

その後の話が大事です。

先生はこのように絵が苦手です。でも、だからと言って自分はダメだとか、やりたくないとは言いません。少しでもやろうとしています。また、得意な人に書いてもらったり、教えてもらったりしています。

 

この話はこの後紹介する「かしこさの階段」『学び合い』につながります。

 

さて、こんな感じで出会いをスタートしました。

だいたいこれくらいにして、あとは宿題を回収したり、配布物を配ったりします。

回収する時、何もすることがないとうるさくなるので「今日の宿題ね」と言って

「みんなのことを教えてねプリント」を書いてもらいます。

 

子どもたちというより、人は自分のことを話すのが好き。自分のことを分かってくれる人に

好意を持ちます。だからこれから先も、子どもたちにはどんどん自分のことを話してもらいます。ICTの活用にもつながります。

 

配布物を配る時も「はいどうぞ」「ありがとう」を言います。

同じように真似する子を褒めます。単純なことですが、教室では「マナー」を教えることは

欠かせません。みんなにとってよりよい教室にするには、みんなが折り合いをつけないといけない。その一つが「マナー」です。という話をします。これは『学び合い』にもつながる話です。

 

というわけで、出会いだけでもかなりのボリュームになりました。

ただそれも、これから先、以下のような実践を行うための「布石」です。

 

宿題を廃止。家庭学習へ

そもそも何のため

自立と自律

かしこさの階段

『学び合い』

ICTのある日々へ

 

続きはスペースで。