【教育】学びを止めるなというけれど
1年前の記事
読み直していたら「相変わらずだな」と思った。
学校も、自分自身も。
教師用端末が整備されてから「学びを止めるな」という合言葉のもと、推進されたオンライン授業。浅い内容の授業を垂れ流すことに「学びを止めるな」と言えるのか、と思っていた1年前。1年後の今は「まだオンライン授業どうのこうの言ってるの」という感じ。
台風が来てからバタバタと端末の準備。
オンライン授業するかしないかのせめぎ合い。
課題は何を出すかどうかの話し合い。
すべてにおいて、「今まで何やってたの」という感想でしかない。
災害時や学級閉鎖時に、連絡手段としての端末活用。そのための日常的な使用。
教員が主導する授業から、子ども自身が学ぶ学習へ。
子ども自身が課題を決め、自分をコントロールして学べる学習者へ。
「ICT活用」「個別最適な学び」「主体的な学び」という言葉で表現されるとも言えるけど、
コロナ休校からの2年間で学んだことはこういうことだと考えている。
明日休校だね。オンラインで朝の会をするから、来てね。
家で何をするか、自分で計画立てて過ごしてみよう。例えばできることは・・・かな。
何か困ったことあったら、チャットで連絡どうぞ。
これだけでいいんだよ。
これだけでいいように、普段から教育活動を行うんだよ。
別に難しいことでも何でもないんだけどね。
技術とか子どもの実態とかじゃない。教員自身の問題。
結局、コロナ休校前から、遅くてもコロナ休校後から「子どもの学び」についてどう捉えてきたか、どうかなんだろうな。「変わらない人は、どうやっても変わらない」と聞くけれど、変わらなすぎには溜め息しか出ない。
台風と共に、僕の心も荒れています。