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#25 ICTを活用した業務改善はやり尽くしました。

勤務校では、ICTを活用した業務削減をかなり進めていると思います。
最初は僕が言うことやる事に疑問を呈す方もいたと思いますが、慣れてしまったら、誰も気にしていません。

はっきり言って今「ICTを活用した業務削減」はやり尽くしました。


では、学校の業務削減をするために、僕の立場でできることは何か。

まずは「何なんだこれは(笑)」と笑えてくる量の広告と教育事業のお知らせ、国や自治体からくる通知の仕分け。これらをすべて担当にまわしたり、学級で配布したりしたら、とんでもなく時間がかかります。一つひとつは「子どもたちのために」の善意なんでしょうが、それが10も20もなれば悪意になります。正直、学校現場におろす数を規制すべきレベルだと思うのですが、たいてい仕分けは教務の仕事なので、問題意識が教務レベルで終わってしまいます。だから僕は教務の仕事としてバッサバッサと・・・しています。

 

次に、授業時数。
もはやこれは教務の力が試されていると言えるでしょう。
授業時数次第で、教職員と子どもたちの「余裕」が変わってくることが、はっきり分かります。コロナ前までは「台風の休校に備えて」「学級閉鎖の補填が」とか言われたり「教科書が終わらない」とか言われたりしましたが、コロナ禍ですべてが「問題ない」ことがわかりました。

 

そして文科省9/8通知。「授業時数増やしすぎんなよ」「足りなくても問題ないよ」と。極端なこといえば、標準時数ギリギリで計画をしていてもよいということです。さらにモジュールと言われる15分刻みの授業時数を確保すれば、週に29時間とかいう時間割を組む必要はなくなってくるのです。
僕は来年度まで待っていられないので、もう来月から着手することにしました。「仕組み」を変えるだけで、教職員も子どもも気持ちよく学校生活送れるなら、これほど楽なものはないですから。