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小学校教員が5時台に帰るコツ

教務と担任を兼務して8ヶ月経ちました。

業務量は普通の学級担任よりも、教務よりも多いはずです。それでもここ最近、ほとんど5時台に退勤しています。兼務を始めた頃は、6時過ぎまで残業していましたが今は、遅くても6時には退勤しています。ほぼ5時台です。

 

3学期から、持ち授業が2つ減ったので空き時間がうまれ、授業準備の時間が減ったのが5時台に帰ることができている大きな理由だと思います。

 

授業時数の削減が、教員の働き方改革、業務削減に最もつながると身を持って感じています。

こればかりは国の仕事ですが、教務が工夫することもできます。これはまた別の機会に。

 

私は授業の空き時間はすべて教務の仕事をしています。毎日のようにやってくる回答依頼に答えたり、週案や実施案の作成、電話対応をしています。学校運営の仕事は教頭先生の次に多いはずです。

 

このような状況なので、兼務している担任業務を削ぎ、必要な仕事を勤務時間中に片付けることで、5時台に帰ることができていると思います。

 

そんなに難しいことではありません。僕も今年兼務していて気づきました。今まで当たり前にいていたことを削いでも、そんなに問題ないということです。

 

〈削いだこと〉

 

・宿題と宿題の丸つけ

・保護者への電話連絡(重要なものを除く)

・学級通信

 

一部の保護者にとっては「物足りない」「学校の様子が分からない」という不満を招いたと思いますが、気にしなければ問題ありませんでした。割り切れば、案外やれるものです。子どもにも対して影響ありません。むしろ、先生が余裕を持ってる方が子どもたちと気持ちよく過ごせると思います。

 

あともう一つ意識したこともあります。これは、以前担任をしていた時からしていたことですが、担任業務を勤務時間内に片付けるために必須の仕事術だと思います。

 

〈意識したこと〉

 

・テストの丸つけは、子どもがいる間にする。(教室でする)

・テストの点数入力は、その日のうちにする。

・小テストやプリント類は、その日のうちに点検して返す。

・コメントは基本的に書かない。必要なことは口頭で言う。

・授業は時間どおりはじめて、時間どおり終わる。

・昼休みは子どもと遊ばない。教室で昼寝をする。

 

このようなことは小手先の仕事術だと思っていましたが、放課後に回すと効率がどんどん悪くなるので、教室で片付けるのが一番だと思っています。

 

もちろん、学校の教員の仕事はクリエイティブであり、愛のあるものであってほしいと思います。削げばいいというものでもないし、意識して効率化すればいいというものでもありません。教材研究に時間をかけること、子どもたちへのコメントに時間をかけること、子どもたちと過ごす時間を増やすこと・・・時間はかかりますが、子どもたちへのプラスになるはずですし、何より教員のやりがいにつながるはずです。

 

5時台に帰ることが大事なのではなく、その人のライフプランに合った働き方をすることが大事なんだと思います。僕は早く帰って家で過ごす。日中余裕を持って過ごすことが一番だと思ってこうしているだけです。

 

さて、今日も一日頑張りますか。