責任感と達成感
昨日の道徳の授業で、ごみ収集の仕事を題材にした授業をしました。
「どんなに大変で、きつい仕事でも自分たちがしなければ、いけないんだ。」
という「責任感」
「自分が頑張ったから、みんなが気持ちよく生活してくれる」
という「達成感」
について、学習を進めました。
道徳の学習に限りませんが、子どもたちに話をするとき
自分の身の回りのことと、大人になったときのことを考えさせ
今自分が何ができるのか、考えられるようにすることが多いです。
すると今日、そうじ時間にいつもはほうきをしていた子たちが
一生懸命ぞうきんがけをしていました。
「おお~。すごいねえ~。」と声をかけて、掃除後にそのことをクラスのみんなに紹介しました。その子たちの顔がとても満足気でした。感想を聞いてみると
「ぞうきんは大変だけど、頑張ってよかった」と言っていました。
なんか私がそう仕向けたようでもあったのですが、形はどうあれその子たちは
「ぞうきんがけを進んで頑張った」という経験をすることができたと思います。
話の後、
「先生!僕たちも明日はぞうきんがけをします!」
と何人かの子たちが言い出しました。
「えー、そうしたらこのクラスみんなぞうきんになるよ!」
というとその姿を想像したのか子どもたちは大笑いでした。
「掃除しろー!」なんて言わなくても
子どもたち一人ひとりが掃除を頑張って、その頑張りを言い合える。
なんかいいなあと思いました。