27日の18時半、校長が職員室へ。
安倍首相、臨時休校要請
まさか・・・。
職員室が騒然。
そのまま帰宅。
これはもしかすると、明日で終わり?
いろいろなことが頭をぐるぐるまわる。
Twitterを見てみたら、休校関連の話題ばかり。
多くは「子どもを誰が見るんだよ」だったけど、
自分の関心は「明日をどう終わらせるんだよ」だった。
最後の日は、心に残るものでありたい。
これは教師をはじめてからずっと続けてきたことだ。
エゴでもあると思うけど、これがあるから教師を続けてきたといっても過言ではない。子どもたちと一緒に過ごしてきた思い出は、かけがえのないものだから。それを共有できる唯一の日。そう思っています。
涙を流すかもしれないし、さっぱり終わるかもしれない。
いろんな終わりがあった。今年はどうだろうか。
でも、まずは何から片付けたらいいだろう・・・そちらの方が大事か
いや、最後のお便りを書く方か・・・興奮して寝れない。
とにかく、明日朝早く行って決めよう。
4時起き。5時には到着。もちろん、誰もいない。
転校生に向けたお便りと最後のお便りをつくる。
さあ、教室に戻って必要な資料を集めておこう。
今日これをすべて返却するのか・・・
残っていた学習と今日する予定だったテストを終わらせ、片付けをし、ドタバタと午前中がおわった。昼に通知が来た。来週から休校。4月6日まで。
放送の後、プリントを配る。
ビデオをみる。語る。涙が出る。ジャーナルを書く。
帰りの準備する。教室掲示の大売り出しをする。
最後は明るくお別れ。
教室は中途半端に荷物が残っているけど、1日前とは大違いで
ガランとしている。本当は「さあ、来週」って教室を閉めるのに。
作っていた来週の時間割は幻となった。
日常がこうもあっさりなくなるものなんだ。
1ヶ月で行うことを1日ですべてやった。
ヘトヘトだった。子どもたちもそうだっただろうな。
複雑な気持ちだっただろう。
1年間が終わりました。