休日の外出自粛、育休ということで引き籠りを余儀なくされた、おに先生です。もともと落ち着いてられないタイプなので、この生活にいつまで耐えられるか分かりません。でもこれは、3月からの休校中、子どもたちに課していたことですから、自分も追体験をすることになります。
さて、いつまで続くか分からない休校の中、4月7日から学びの場がスタートするフリースクールがあります。
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もともと、学校に通うことが難しかったり、うまく馴染めない子たちなどいろんな子たちを受け入れてきた、フリースクールなのですが、3月に公立の学校が休校になってからは、オンラインの学びの場を作り、続けてきたそうです。
そして、4月7日、すなわち公立の小中学校がスタートする予定だった日から、学び館ではオンラインでの学びの場をスタートさせるそうです。
これを聞いて思いました。
休校中の公立の学校、学びの場を提供することに全力を尽くせ!
公立の学校が、したことは何でしょうか。
・不要な外出を控えましょう。でも体は動かしましょう。
・3密を避けましょう。
・手伝いや学習をしましょう。
のメールだけ。
これだけ!!!
いや、これしかできないのはわかっているんですよ。
つい先日までは「この休校中に職員室でできることは・・・」なんて、
ブログに書こうと思っていましたが、考え直しました。
「子どもたちの学習権を保障することが最優先」ということ。
熊本市の遠藤教育長もこう言っています。
確かにそうだ、と思いました。
そして、この「教育を受ける権利」を保障しているのが、学び館なわけですね。今までは言葉悪いかもしれませんが、公立の学校の「受け皿」だったのが、「メイン」の教育の場になっているわけです。
なんかおかしくないか?
学校に子どもたちが登校してくることが前提で成り立っていた学校教育。
いわゆる不登校の子の学びの支援を行ってこなかったツケがここで出たのかもしれません。不登校の子も「学校に来れないだけで、授業はうけたい」と言う子に「オンライン」という選択肢すら与えてこなかったわけでから。
さあ、聞いたところによると、学校現場、見通しが立たないまま先に進めずにいるところが多いようですね。私も後悔しています。3月中「4月から学校はあるものだ」と思って動いていました。こんなことになるのなら、オンライン授業のことをもっとアピールしておくべきだった。
課題プリント作って親に取りに来てもらって「教育の保障」なんてバカなことを、いいかげんやめよう。それで満足するのをやめよう。いまこそ頭を働かせ、できることを考えないと。
コンビニの前で、いつ止むか分からない雨宿りをしてダラダラおしゃべりをしていても前に進めない。雨に濡れる覚悟で、傘を作り出す覚悟で前に進まないと。
おに先生の自己紹介です。
https://f-manabiai.hatenablog.com/entry/2020/04/01/152911
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