#8 外出自粛をして分かったこと
そりゃ全員が誰とも会わずに引きこもってたらそりゃ新型コロナには感染しないだろうけど、そんなの人間が人間であることを放棄してるようなもんだぜ。どこかで折り合いをつけないと社会は崩壊するよ。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2020年4月7日
動画で「引きこもっていたら、精神的におかしくなる」という趣旨のことをおっしゃっていますが、たった2日間こもっていただけでも
なんか頭おかしくなりそう
おに先生です。
正直、引きこもってみないと分かりませんでした。
2月の末に休校が決まり、3月から外出自粛をされた子どもたちと、保護者の方々は
こんな感じだったんだろうな、と今になって分かりました。
私はもともとインドアでもなく、同じところにじっとしてられない、という性格なのかもしれませんが、それ以上に「なんか頭おかしくなりそう」な理由は
人との関わりが少ない
体を動かす機会が少ない
メリハリがない
これらだと思います。
人との関わりが少ない。
今、家族は田舎に帰省中です。私一人で家にいます。ゆえに家族と話す時間が減りました。また、3月までは出勤していたので、なんだかんだ職場の仲間と話す機会がありました。でも、育休に入り、職場にもいかないので、それもなくなりました。朝と夜に電話をしていますが、やはり話す時間は少ないです。いつも一緒にいたら気づきませんでしたが、離れたら離れたで寂しいものです。私は家族がいるからまだマシかもしれません。独身の方で在宅を余儀なくされたら、それこそしんどいんじゃないかな、と思います。
体を動かす機会が少ない
というのは、ランニングをするとか、運動をするとかではなく、
同じ場所にいるのではなく、「場所をうつす」という意味での「体を動かす」です。
コロナ騒ぎの前、私は家にいたり、外出してファミレスにいったり、街中をうろついたりしていました。私にとってこのような行動が心の安定だったと思います。でもそれができません。
「散歩」「ランニング」ももちろんですが、行動が制限されるというのは、結構な負担です。
メリハリがない
一日中家にいるわけですから、時間割も何もありません。
働いている時は「何時から何時まで」という縛りがあったのでそれに合わせて仕事をしていましたが、今はそれがない。ダラダラと1日を過ごしたいと思わないので、自分なりにすることを考えて、行動していますが、1日の中で「これ」と思うことがないというのは、メリハリがつきません。例えば「ショッピングモールに買い物にいく」「子どもと公園にいく」「○○さんと会う」など予定があると、それに合わせてスケジュール考えるので、メリハリがでます。
さて、自分も外出自粛、在宅生活を2日送っただけでもう変な感じになっているわけですから
これを1ヶ月近く続けるってのは結構しんどい人も多いのではないか、と思います。
子どもたちは5月まで休校になりました。「休校が伸びただけ」と思っていましたが、
人との関わりがないこと、体を動かす機会がないこと、メリハリがないこと、
ストレスになっている子もいるんじゃないかな、と思います。(もちろん家にいる方がいいって子もいていいです。あくまで私の基準です)
今朝の新聞記事に「心の健康を保つには」という記事がありました。一部引用します。
・1日のどこかで自分の好きなことをする時間を入れる
・食事と睡眠を大事にする
・ニュースに接する時間を制限する
・直接会う以外の手段で意識的に人と連絡を取り、つながること
教科書の内容のようにも感じましたが、本当にこれだっと思います。
私も意識してうまく在宅生活を送りたいと思います。