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大学入学共通テスト

5年前、こんな本を読みました。

2020年 激変する大学受験!

2020年 激変する大学受験!

  • 作者:西川純
  • 発売日: 2015/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

社会は激変しました。この5年間で。間違いなく。

さて、大学入試は激変したのでしょうか。実際に受けていないから分かりませんが、

気になるところです。

 

「社会で求められていることが変わるから、大学が求められることも変わる。大学が変わるためには、入試が変わる」というように認識していました。私は5年前、戦慄しました。そして子どもたちにも、保護者にも言いました。「今までどおりじゃなくなりますよ」と。

 

 

もうその当時から、偏差値やテストの点数で比べ合う子どもや大人の姿に辟易していたのでしょう。大学入試が変われば、高校入試が変わり、中学入試も変わる。そうすれば、学習塾も、詰め込み型から変わらなければならないし、学校のよくわからない「学力向上」にも変化が起きる・・・そんなことを望んでいました。

 

 

この入試が開催されるまでに、英語の民間試験の導入が中止されたり、記述式の問題が中止されたりしました。特に今年はコロナの影響もあり、「無事に行われる」ことの方が先決だったでしょう。中身のことはあまり話題になっていないように思います。

 

受験生にとっては、私のようなうんちくはどうでもよくて、1点でも点数がとれて、志望する大学に合格できればいいでしょう。まあ、そんな方は、こんなブログなんか読まないと思いますが、目にしてしまった方はすみません。一刻もはやく、試験のために、体を休めるか勉強してください。一つだけ先輩から言えることは「勉強した分、実力分しか、点数は出ません。そしてどんなに点数とってもなるようにしかなりません。だからいろんな雑音を気にせずに試験に臨んでください。試験さえ受けて名前書いて書き漏れがなければ、前に進めます。(ちなみに試験でうまくいった人の意見ではないですよ)」

 

明日の朝刊に問題がのるのかな、解いてみよう。

「激変している」ことを期待しています。