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仕事の流儀

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転勤が発表になりました。

ちょうど畑仕事をしているときに、子どもたちの下校時間と重なったので

たくさんの子たちが声をかけてくれました。そういえば令和2年度は、幅広くいろんなクラスに入って、子どもたちと関わってきたので私のことを知っている子がいつもよりも多かったのだと思います。いずれにしても、関心を持ってくれるというのは嬉しいものです。教え子の中学生たちも声をかけに来てくれました。

 

今週は「最後の仕事」を行っています。

道具の片付けや、データの整理などを行うのは毎年同じなのですが、ICT関係で「年度末・新年度やることリスト」というものを作って、職員室で配布することにしました。私がいなくなっても、困らないようにするためなのですが、誰に頼まれたわけでもない仕事です。

 

ただ私は、どの学年を持ったときもその学年で「やることリスト」というのを作ってその年度を終えるのが通例でした。5年生だったら宿泊学習や総合の学習の資料をまとめたり、2年生だったら生活科でやることをまとめたりしていました。というのも、学校の教師になった時から「なんで毎年やること同じなのに、昨年のデータや資料残っていないんだろう」と思うことが多く、すごく非効率だと感じていたからです。資料やデータが残っていないから結局、「昨年どうしてた?」という話をしないといけません。学年主任など見通しを持って仕事をする必要がある立場だったら行き当たりばったりではうまくいきません。

 

学校の教師の年度末・年始はとても忙しく、資料やデータを残す余裕はほぼないのは分かっています。ですが、私は次の年のことを考えて、毎年資料やデータを年度末には必ず整理して、その学年を終えることにしました。そのデータや資料について「助かった」と言われることはあまりないので、ある意味自己満足なのですが、私のような仕事を行う人にとっては役に立つものではないか、と思います。

 

ICTのやることリストは同じ考え方でつくることになりました。

今回ばかりは誰も経験したことがないことですし、スライドで作ってしまえば、誰でもそれを活用できるだろうと思ったのも、きっかけです。私のスライドを見て新年度がスムーズにはじまればいいなと思いますし、「自分も何か資料を作ろう」と思う方が増えれば、学校の仕事はもっと効率よくなるのではないか、と思います。

 

かっこよく言えば、これが私の「仕事の流儀」なのでしょう。