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課題研究とうんちく先輩

ある研究の担当講師をさせて頂きました。

 

7名の先生が、それぞれの課題研究計画書を持ち寄り、協議を行う研修です。

 

事前に課題研究計画書を7名×2 計14名の書類を1週間かけて全部読み通しました。

 

「この文章の意味がおかしい」

「これはいったい何をいいたいんだ」

「主語がズレてる」

 

挙げ出したらキリがないくらい「アラ」が出てきました。

 

「いったい誰が指導したんだ」

「教師ならこれくらいの文章かけようよ」

「全部添削した方がいいのか・・・」

 

いろいろな想いが錯綜します。

 

ふと思いました。

 

面倒臭いうんちく先輩になってやんの!

 

教師としての目が肥えてきたことは、自分自身認めます。

だから、人の書いた計画書のアラばかり見えてくる。

でも、それに対してうんちく垂れたところで、何もいいことない。

結局、嫌な気持ちになるだけ。

 

それよりも大事なことがあった。

 

いいことを見つけて、背中をおそう!

 

そうだそうだ。これからの教師は支援者。サポーター。 

 

「あなたのそこがいいところだね。」

「あなたのやりたいことは、そういうことだね」

 

価値づけ。言語化。

そうやって、僕は『学び合い』の会で育ってきた。

『学び合い』関係者の方々に、背中をおされてきた。

 

自分の課題は、自分で見つけて、自分で克服していかないと身につかない。

人から指摘された課題を克服することも大事かもしれないけど、そればっかりじゃやる気が

出ない。

 

もちろん、知らないことは教える。

文章の型、話の型

あとは、どんどんほめて、どんどん励ます。

今日、それぞれの勤務校に帰った後の反応がすべてを物語っているでしょう。

 

 

 

ああ、危ない。いやー反面教師がいるのは大きい。