今、求められている授業。その名も・・・
ハイブリッド授業ハイフレックス型!
うひょ〜なんかカッコいい!笑
すみません・・・ご苦労されている先生方がたくさんいるんでした。
お疲れ様です。
さて、ハイフレックス型という聞き慣れない授業ですが、
このサイトで丁寧に説明されています。
要するに、対面授業とオンライン授業を同時並行でやるというもの。
なんか、遠い世界の話のように聞こえますが、実際に今、多くの学校の先生に求められているのは、これ。教室に子どもたちがいて、オンラインで繋いでいる子もいるという状態。
いやあ、一言いっていいですか。
マジですげえことなったな、オイ。
機器の操作とか、端末を使った授業とか慣れていない方にとってはたまらないですよね。
そりゃあ、グチの一つや二つ、いや百くらい言いたくもなりますよ。
正直、ICT活用をそこそこやっている私でも、このハイフレックスは相当難しい。
ま、愚痴を言っていても何も進まないでしょうから甘んじて受け入れないといけないと
思うのですが、私なりに対策を以下述べたいと思います。
方法① 教室の対面授業をそのまま流す
ま、一番これが簡単ですよね。オンライン会議システムは、どこの学校にもさすがに導入されているでしょうから。ただ、この方法の弱点がありますね。
質が悪い
ことです。見えにくい、聞こえにくい、参加しにくい。
これはもう限界がありますね。ライブをそのまま流し続けるのは。それを45分近くなんて、
うける方も大変でしょう。「ま、学校と繋いでいるだけマシか」と考える保護者もいるかもしれませんが、「このオンライン学習の質の悪さはなんだ」という苦情が入ってもおかしくないですね。あああ、もしそんなことを言われたらどうしましょうね。
まずは、先に言っておくしかないと思います。
「これくらいのことしかできませんがいいですか」と。
あとは、誠意を見せる。1日のうちに1時間でも次にあげる「フルオンライン授業」を行うこと。これくらいやる気がなければ、本当の意味で「学びを保証する」とは言えないですよね。
ただ単に教科書の内容を伝達するだけの授業はついに淘汰される日が来たってことですね。
今までずっと誤魔化してきた部分もあると思います。僕は甘んじて受け入れ、少しでもできることを増やしていくことを考えます。
方法②「フルオンライン授業」
もちろん、教室に来ている子もいます。
その子達も含めて、全員オンラインで授業しているようにすることです。
もうすでに気づいている方もいると思いますが、対面なら対面、オンラインならオンラインの方がいいのです。ただ、そうもいかないのが現状だと思うので、対面とオンラインを「ハイフレックス」しつつも、オンライン側に授業を行えば、全員が同じ質の授業を受けられることができます。ただ、そのためには端末中心の学習を行えることが必要です。ICTの活用に慣れてくれば「スライドを制作する」授業くらいならできるようになるでしょう。スライドを作成するような授業なら、教室にいてもオンラインでもあまり変わりはしません。授業のはじめに、それぞれの見通しを確認して、授業の終わりにふりかえりを行う。最低でもこの程度の関わりでなんとかなります。でも、なんでもかんでもスライド作成の授業ではないので、そう簡単にはいかないでしょうね。
方法③ 課題の設定と評価は教師が行い、活動は子どもに任せる授業
②に少し触れましたが、教室で先生がずっとしゃべっている授業をやめると、だいぶ気が楽になると思います。ただ、何もしないのは授業として成立しないでしょうから、最低限何をするかというと、その時間何をするか明確にする、その時間何をしたか評価することだと思います。そして、活動は子どもに任せる。これで、スライド作成にこだわらなくても授業が可能です。オンラインの子は必要に応じて、チャット等で質問を行い、教師または子どもたちが対応をすればよいでしょう。さらにこれを発展させて、課題を単元丸ごと出してしまいさえすれば、時々チェックをするだけで、子どもたちは勝手に学ぶでしょう。もちろん、全然学ばない子もいるかもしれません。その際は、可能な範囲で「一人も見捨てない」と語ることだと思います。話すのができないなら、ビデオ会議でもチャットでもいい。「やろうぜ」と言う子がきっといます。
さて、だらだらと方法を述べてきましたが、要は今までのツケがきたってことです。
チョーク&トークの授業をずーーーーーっとやってきた方にとっては、今回の変化はとても
大変でしょう。ここで変えるか変えないか、問われているんだと僕は思いますよ。