久しぶりの投稿です。
先日、いつも通っているジムの受付に、昔担任をしていた子が勤めていました。
顔を見ただけですぐに気づき、声をかけると向こうも覚えていたようでした。
大した話はしませんでしたが、「働いている」という姿を見てなんだか嬉しくなりました。
ま、僕なんて小学校の1年間の担任ですから、もう過去の存在なんですけどね・・・。
このように担任をしていた子に出会うことって、時々あるわけですが
そのたびに、担任していた頃を思い出します。
出会った子を担任した頃は、はじめて6年生を持った時。
学年の中で一番若くて、子育てもしていなくて、やる気と体力に溢れていた時。
楽しくて、苦しくて、苦しくて、苦しくて、感動して、心残りだった6年担任
今、もう一度同じことをしろ、と言われても絶対にできないと思います。
真正面からぶつかって、くだけて、何度も立ち直って、くらいついて・・・
よくやったなと思うことばかりです。
ちょうど今の時期、修学旅行に行って帰ってきたあたりから、苦しい時期が続きました。
「子どもたちを信じれなかった」と言ってしまえば、それまでなのですが
信じようにも、目の前で起きる出来事を受け止めることができませんでした。
子どもたちに自分の考えを押し付けるつもりはなかったですが、結果的に押し付けることに
なってしまったと思います。
もっと腹割って話せばよかったのかな。
「こんなもんでいいや」と腹括っておけばよかったのかな。
あれから数年たった今でも「正解」は分かりません。
一ミリたりとも手を抜いたこともなかったし、
すべてに全力を尽くした上だったから、後悔はしようもありません。
卒業式、感動しました。
でも、「もっとできなかったのかな」「本当に自分なんかですいません」
という心残りは今でもあります。
そんな彼らも、社会に出て働き出す歳になっています。
僕のことなんて覚えてない人がほとんどでしょう。
僕がいくら心残りに思ったって、何の意味もないのかなと思います。
それよりも、あの時の思い出、そしてばったり出会える「つながり」が
あるだけでも、6年担任、いや教員の醍醐味なのかなと思います。