担任したほうがいいよ
「先生は、担任したほうがいいよ」
今日、以前子どもを担任してた保護者の方からこう言われました。
なんか今になっても心に残っています。
今日は昨年度までいた学校に仕事の都合でいきました。ちょうど学年運動会の発表の時間だったので、仕事の合間に見学をしました。見学をしたのは、1、2年生の時に担任をした子たち。マスクをしているので、誰なのか見分けがつかない子もいたけど、成長を感じることはできました。
帰り際、子どもたちと会ったので声をかけると、楽しそうに話してくれる子、恥ずかしがって逃げる子、知らん顔する子、いろいろでした。もう5年生だからそんなもんですけど、かわいいものです。
担任を離れて2年近く。学校から離れて1年近く。もうそれが当たり前になりつつあったけど、僕は学校の先生やってて、子どもたちと保護者の方々と過ごした日々があったんだな、と思い出しました。当時はこんなことになるとは思いもせずに毎日を一生懸命過ごしていましたが、今はかけがえのない思い出です。担任として、もう一回挑戦したい気持ちもあります。また新しい場所で新しい出会いをえたいという気持ちもあります。一方で現在の学校の状況を見聞きしていると不安もあります。
でもやっぱり「担任したほうがいいよ」はその通りだと思うんです。
だから心に残っているんだと思います。
ああ、一体これからどうなるのか。未来は選べるのか、導かれるままに進むのか分かりません。