学校に行かない理由は様々だと思うけれど
学校に行かない理由は様々だと思います。
たとえば、家でゲームしたりYoutubeを観つづけて学校にいかないという子。
親や教師は「ゲーム依存症だ」「Youtubeが悪い」と決めつけるかもしれませんが、
根本的な原因ではないように思います。
「学校に行くより家でゲームをすることやYoutubeを見ることの方が楽しい」
というだけで、学校に行く意味がないと感じているだけかもしれません。
そしてそれはそれで筋が通っていると思います。
僕だって意味もなくつまらない場所に行くより、意味のある楽しい場所に行きたい。
学校で勉強しないと将来困る
学校に行くのは義務だ
そんな言葉はその子に通用しないでしょう。
「学校に行きたくない」と心の中では思っていても「行かないと行けない」という義務感で学校に通っている子は多くいるかもしれないですが、それよりも「つまらないから行かない」という子の方が自分の気持ちに素直になっているのではないかと思います。
そして、そのような子が学校に行こうと思うためにできることはとてもシンプルで
「ゲームよりもYoutubeよりも学校の方が楽しい」と思えればいいんだと思います。
そう思えることの一つが「誰かに貢献していること」ではないかと思います。
人に教えて「ありがとう」と言われた
— おに先生@11/27合同『学び合い』の会 (@onisensei024) 2021年11月24日
自分が勉強してきたことで、誰かが分かるようになった
自分が取り組んだことが「おもしろい」と言ってもらった
一つひとつは小さなことでも、子どもにとって
「明日学校に行こう」という意欲につながるのではないかと思います。
子どもというか大人だって、所属する場所で何かしら役割があって何かしら貢献していたら、その場所に行きたい、居たいと思うのではないか、と思います。
そう考えると僕の学級経営、授業はそれを目指していて「このクラスいい感じになった」と思う時は「子どもたちが学校に行った方がいい」と思っている状態だったのかもしれません。