学校の教員を続けてきて
「ああ、よくなかったな」
「失敗だったな」
と思うことはたくさんあります。
ふっと思い出した時、記憶から抹消したいと思います。
ただ、自分自身は忘れていても、当事者の子どもや保護者が覚えていることもあるでしょう。
自分がしてきたことは、ずっと残る。
残るけれど、悔やんでいても何も始まらない。
何事もそうですが、
失敗から学び、前向きに進んでいかないといけない。
先日、過去に担任した子どもの今の話を聞きました。
いい話ではありませんでした。
ダダーっと記憶が蘇りました。
総合的に見れば、そんな失敗ではなかったと「私」自身は思っていても
1回、2回の失敗を当事者は覚えていて、総合的に私に評価しているんだろうなと思います。
仕方ありません。
言い訳をすれば、私も完璧ではない。
嫌なものは嫌だ。
しかし、そうも言えないのがこの仕事。
悔しいけれど、前を向かないといけない。
過去を変えることはできないから、今に向き合うしかない。
さて、今日も元気にニコニコして教室に入ろう。