おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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少年よ、大志を抱け

予め予告しておきます。自分のためだけに書くので、読んでも意味のわからない記事になります。あしからず。

 

18歳の少年は、「夢を語る自分」でいたかった。

夢を追うことが、人生の目的になっていた。

でもそれでよかった。そんな自分を好きになれたから。

 

いつの間にかその「夢」は現実となり、その地での生活にも慣れた。

いろいろなことを知り、いろんなつながりが増え、夢を追うことをやめた。

生活に満足していたいし、それ自体が、恥ずかしいこと、幼いことに思えたから。

でもどこか、寂しさがあった。

夢を語る自分とそれを応援してくれる人の存在が僕のすべてだったから。

心の底ではまた同じように夢を語り、突き進む自分でいたいと思っていた。

 

でも、現実は厳しかった。自分に向き合わず、夢を語るだけの若造に対して

「甘い」と評価を下した。「おまえなんかいらない」誰もが言っているように思えた。

 

自分が何をしたいのかわからず、放浪し続けた。

一体自分が何がしたいのか、どう生きたいのか考え続けた。

毎晩、星を眺めていた。

 

数えても数え切れないくらい流れ星の多い夜、思い立った。

地元に戻って教師をしよう。

 

幸い、教師になることはすぐにできた。

1年間は臨時採用だったけれど、試験にも合格し、正規採用にもなった。

結婚をし、家族ができ、充実した生活を送ることができるようになった。

 

もうこれ以上、望むものは何もないはずだった。

 

でも心のどこかに18歳の僕がいた。

夢を語る、夢を追うことが好きな僕だ。

僕が僕らしくいられる時。

 

少年よ、大志を抱け

 

少年というのは一体何歳までのことを言うんだろうか。

アラフォーになった僕が語る夢は「少年よ」に当てはまるのだろうか。

少し尻込みするけれど、

いいじゃないか、と思い直す。

いつまでたっても18歳の自分でいたって。

自分のことをやっと好きになれたんだから。

 

40歳になっても50歳になっても

きっと18歳の少年の心は変わらない。

 

ありがとう。 君に出会い、同じ時間を過ごしたことは、僕の人生の宝物です。

遠く離れているけれど、同じ空の下、元気にしているよ。君の存在が僕の生きる勇気です。