一体何が教員を疲れさせているのか。
「働き方改革」という言葉が根付いたのか、ICTが導入されたからか、数年前に比べて、業務量は確実に減っていると思います。
しかし、周りの教員の声を聞くと「負担が増えた」「大変だ」と口する人がいます。私の身の回りに限った話なので、それだけで「教員の負担感が増した」とは言えないですが、何が教員を疲れさせているのか、考えてみました。
人員が足りない
これは間違いないと思います。産休・育休の代替が来ない、病休の代替がいない。そんな話が普通になりつつあります。僕も教務兼担任ですし、教頭先生も担任をしています。どちらも、フルタイムの代替はきませんでした。
幸い、3学期から人員が少し増え、私のクラスを含めた学年で、授業をしてくださる方が増えました。すると「負担感」が軽くなりました。つまり、自分が持っている授業の数が減れば、準備の時間も増えるし、空き時間も増えます。そうすると精神的な余裕もうまれます。
間違いなく、人員が増えれば精神的な余裕は生まれると思います。
ただそれは、あくまでも学級の状態が良いことが前提なようにも思います。
では、一体何が教員を疲れさせているのか。
それは「敬意と礼儀の消失」ではないかと思います。
次回のブログではそれについて書きたいと思います。