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卒業への想いと卒業式の仕事

今日は卒業式。

まだ終わってませんが、もう疲れました。

教務として、卒業式の実施案を提案し、練習計画を立て、6年生と日程調整し、他の教員に仕事を割り振ることをしました。司会という目立つ仕事もありますが、どちらかといえば運営の仕事の方が大変です。

 

式が近づいてきて「あれはどうなんだ」「これはどうなっているんだ」という声がどんどん僕のところにきます。すぐに対応できるのもあれば「それくらい自分で考えてくださいよ」もあれば、「僕、今年はじめて来たので知りませんよ」と言いたくなる声など色々あります。もちろん、内心そう思ったとしても「ありがとうございます。確認します」と言って対応します。

 

卒業式だけを実施するのであれば我慢できるのですが、僕は担任業務を並行してやっています。年度末にかけて成績を処理したり、授業や生徒指導を行ったりしながらやっています。はっきり言って無謀です。常人の域を超えています。余裕を持って卒業式の仕事に向き合えるわけではありません。

 

さらには、通常の教務の仕事もあるし、年度末、来年度のことも進めないといけません。「担任してるからできません」と言えばそりゃいいです。でもやらなかったら、自分と職員室が苦しくなります。結局「あれはどうなっているんだ」と聞かれます。だから、事前に準備し、作業を進めないといけません。「手をぬけばいい」なんてことを平気で言われるとがっかりするし「無理すんな」と言われても「なら代わってもらえますか」と言いたくなる。結論、やらないといけないんです。この1年でわかりました。卒業式の実施案なんて、正月に作りましたよ。

 

さて、鬱憤を書きまくりましたが、実は勤務校の卒業式よりも、別の学校の卒業式の方が、気になります。1年生を担任した教え子たちが卒業するからです。可愛い子たちでした。僕に初めての小学校の先生を務めさせてもらいました。「おに先生」を命名してくれました。その子たちが卒業です。それを考えると少し気が楽になります。

 

前任校での最後の教え子たち。

最初で最後の1年生担任の子たち。

卒業、おめでとう。