おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

小学校の先生のブログ→引っ越しました→https://note.com/onisensei024

なんで学校の先生を続けているの?

ある先生が、人事の関係で学級担任の先生から外れた時、こんなことを言っていました。

「私は、授業がしたいから学校の先生になったのになあ・・・」

この話を聞いた時、私は自分自身にこんなことを問いかけます。

「あれ?自分って授業がしたいから学校の先生になったんだっけ?」

 

答えは「そうでもないんだけどなあ・・・」です。

 

授業はやりがいがあります。

楽しさもあります。

難しさもあります。

 

でも今、授業をしなくても全然気になりません。

 

なんで学校の先生を続けているの?

 

子どもが好きだから?

学級担任が楽しいから?

やっぱり授業が楽しいから?

 

どれも正解だと言えますが、なぜか腑に落ちません。なぜなら、学級担任から離れ、授業をせず、子どもと関わる機会が少なくなっても、そんなに気にならないからです。

 

もちろん、飛び込みで教室に入って、授業をしたり、子どもと関わる時は、一気に学校の先生モードになれるので、学校の先生自体は好きなんだと思うし、合っているとは思います。でも、そんなにこだわってはいない。

 

なんで学校の先生を続けているの?

 

先日、とある方から教頭試験の受験を勧められました。その方は「勧められた時に受けた方がいい」と言います。僕は勧めて頂いたことに対して感謝を述べ、丁重にお断りしました。

 

決して自分は昇進をしたいわけではないし、

管理職をしたいわけではないんだと思います。

 

じゃあ何がしたいんだ?

なんで学校の先生を続けているの?

一つだけ言えることがあります。

 

学級担任は、心が動く

 

心が動くというのは、

音楽をしている時

子どもと心のつながりができたとき

何が一つのプロジェクトが達成されたとき

 

そんな時に心が動くように思います。

学級担任は大変なことも多いですが、見返りも大きい。

 

つまり私は、自分の心が動く仕事をしたいんだと思います。

そして、学校の先生は、その条件が揃っている。しかも生活を続けられるレベルのお給料もいただける。

 

ならなぜ、学級担任をしなくても学校の先生を続けられるのか、というと

心が動く仕事というのは、決して学級担任でなくても、できるということなんだと思います。

学校運営に携わり、多くの同僚や子どもたちにとってよりよい学校生活を築いていく。

これが僕にとって今一番のやりがいであり、心が動くことなんだと思います。

 

さて、長々と自分のことを書いてきたわけですが、

ここまで読んでくださった方、あなたはどうして今の仕事を続けているのですか。

定期的に自分自身に問うて言語化してみると結構いいですよ。