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【メモ】自分の教育観を捨て去る

今日は、とあるセミナーに参加しました。

その中で「アンラーニング」という言葉を聞きました。

要するに、今までの自分の教育観を捨て去り、新しいものを再構築していくということです。

 

すごくもっともらしいことだと思いますが、一言ツッコミたくなりました。

 

「それって実現可能?」

 

私も含めて、自分の考えを簡単に変えられる人、自分の生き方を変えられる人なんてそう多くいません。つい昨日まで、子どもたちを管理していた先生が、子どもの自主性に委ねるとかになると思いますか。私は無理だと思います。

 

素晴らしいセミナーだったと思いますし、話もとても充実していましたが、このような「もっともらしいこと」は十分に気をつけておきたいと最近思っています。

 

これからは予測困難な時代なんだー

これからはVUCAの時代なんだー

Society5.0ー

ウェルビーングがー

 

セミナーとかではよく出てきますね。そりゃもちろん、文科省が出している文書にもそういうものが載っているから仕方ないと思いますけれど、なんかそういう言葉に踊らされている部分があると思うし、僕もそうでした。

 

今、僕が大事だなと思うことは、自分の教育観を言語化し、自分がこれから何を目指していくべきなのかある程度明確にし、実行していくことではないかと思います。これは私が長年『学び合い』を実践しながら、悩み、考えていたことです。はっきり言って、何年もかかると思います。

 

最短で教育観を変えていく方法を挙げるとすれば「対話」でしょう。

しかも「コーチング」と言われるスキルのある「対話」です。

そのためには、時間と信頼関係が必要です。

 

僕が毎月一回参加している『学び合い』の会はそんな役割もあると思っています。