おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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教員の勤務日を伝える

運動会を日曜日に行えば、「土曜日にしてほしい」

土曜日に行えば「日曜日にしてほしい」と一部の保護者から意見が来るそうです。

 

また、授業参観を平日で行えば、「土日にしてほしい」とか

「兄弟学年をずらしてほしい」とか色々な意見が来るそうです。

 

片方の都合をとれば、片方の不都合になる。

すべてのニーズに応えることは不可能だろうなと思います。

 

最近はあまり聞かなくなりましたが、夕方19時くらいに電話がかかってきたり、

19時くらいに面談の希望を入れられたり、そんなこともあったそうです。

 

こういう話を聞くたびに「非常識だ」「教員を何だと思っているんだ」という声を聞きますが、私は最近こう思います。

 

保護者は教員の勤務日と勤務時間って知らないんじゃないの?

 

 

僕は今まで学校便り等で、教員の勤務日は平日の8:30-17:00までとお知らせしたものを

見たことがありません。しかし、どんなお店や企業にも「営業時間」が書いてあるのが普通で、その時間以外の対応はしない、というのは当たり前です。

 

こういうものを保護者に周知していくことで「先生たちも労働者で、勤務時間があるんだ」という認識を持ってもらうのではないか、と思います。そして、もっと自分たちの仕事のことを知ってもらう。そうすれば、「わざわざ日曜日にやってくれてるんだ」と思ってもらえるのではないかと思います。

 

あくまで私の個人的な見解です。あしからず

 

学校行くか行かないか

中学生にとって、学校行くか行かないかの二択しかないって、

選択肢なさすぎだな、と感じました。

そして、親にとっても子どもが「学校に行かない」という選択をすることによる

影響は大きいなと思います。

働いている親からすれば「まあ、家にいればいいじゃん」とも簡単には言えない。

それでも、そうするしかない家庭もあるでしょう。

やっぱり「第3の場所」が必要だと思うし、社会全体で増やして行く必要があるんじゃかなって思う。もうすでにそういう取り組みをしている方々を見てきたけど、やっぱり少ない。

もちろん、公立の学校にいる身としては、学校が居心地のよい場所にしないといけない。

ただ、あまりにも変わらなすぎているというか、変わろうとしていない、としか思えない。

自分の子どもが学校に通い出して当事者になるから、余計に感じる。

 

 

学校を変えるには

宿題の是非

行事の見直し

校内研究の見直し

学級経営、授業、児童理解の在り方

 

微力ながら、手を変え品を変え、訴えてきました。

しかしそれらはすべて潰されるか、無視されました。

時々「あなたの言う通りだよ」と言ってくれる人もいましたが、

それもまた少数。

結局、精神すり減らしてまで言っても意味がないと判断し、

学校を離れ、もう口出しするのはやめました。

 

学校に戻ってから突然、役回りが来ました。発言することも増えました。

タイミングもあったと思いますが、それまでの言動がその立場を得たのではないかと思います。そして、自分の力だけではないですが、ある分野で学校が変わりました。

結局、何かを変えるには、トップと主要人物の数名が同調する必要がある、ということが

わかりました。そしてそれ以上に、周りから信頼を得ることが重要だということがわかりました。

 

僕はそれができていなかった。

まずは信頼を得、立場を得て、発言をしていく。

焦らず、腐らず、強かに。

 

改めて思った次第です。

 

放任と信任の違い

子どもたちをすべて管理、監視することは不可能です。

学校外はもちろんのこと、学校内でもすべての子どもたちを見続けることは容易ではありません。そうだからといって、学校内で起きたトラブル、事故が教師の責任がないか、と言われたらそうとも言い切れないでしょう。特に授業中ならなおさらです。

 

「責任を取る」という意味でも、授業中はもちろん、できるだけ子どもたちのそばを離れないようにすることは必要だと思います。もし何かトラブルや事故があった時、その場を離れていて「何でいなかったのか?」と追及されても何も言い返せません。若い時に苦い経験をしました。

 

僕は、授業中に子どもたちに活動の多くを任せることが多いです。

だからといって、子どもたちの様子を見ていないわけではなく、じーっと見たり、

時々見たりしています。また、任せていてもその場を離れることはありません。

これには訳があって、教師がいるといないのでは子どもたちに与える影響が全然違うからです

ある意味「監視」の役目も果たしているのですが、それよりもよい意味での「緊張感の持続」のためです。

 

もちろん、最後は教師がいなくても学び、生きていかないといけないでしょう。

自分で自分を律し、自立していくことは目指すべきことです。

しかし、人間そんなに甘くはない。それは自分自身も含めて。

やっぱり、多少なりの「緊張感」がなければ、どんどん堕落していくものです。

集団が十分に機能していれば、そのスピードも変わるのでしょうが、やっぱり教師の存在は

必要だと思います。

 

このような理由で、僕は教室を離れることはほとんどしません。

子どもたちが散ってしまう時間でも、見回りは欠かせません。

 

これが「放任」と「信じて任せる」ことの違いだと思います。

当たり前に教室を離れ、学びの質や集団の状態に気づかず、何か問題があったら、子どものせいにする。これを「放任」と言う以外に言葉が見つかりませんし、さらにそれを放任する、管理職もいかがなものか、と思います。氷山の一角かもしれませんが、私は大きな問題だと思います。

 

 

担任したほうがいいよ

「先生は、担任したほうがいいよ」

 

今日、以前子どもを担任してた保護者の方からこう言われました。

なんか今になっても心に残っています。

 

今日は昨年度までいた学校に仕事の都合でいきました。ちょうど学年運動会の発表の時間だったので、仕事の合間に見学をしました。見学をしたのは、1、2年生の時に担任をした子たち。マスクをしているので、誰なのか見分けがつかない子もいたけど、成長を感じることはできました。

 

帰り際、子どもたちと会ったので声をかけると、楽しそうに話してくれる子、恥ずかしがって逃げる子、知らん顔する子、いろいろでした。もう5年生だからそんなもんですけど、かわいいものです。

 

担任を離れて2年近く。学校から離れて1年近く。もうそれが当たり前になりつつあったけど、僕は学校の先生やってて、子どもたちと保護者の方々と過ごした日々があったんだな、と思い出しました。当時はこんなことになるとは思いもせずに毎日を一生懸命過ごしていましたが、今はかけがえのない思い出です。担任として、もう一回挑戦したい気持ちもあります。また新しい場所で新しい出会いをえたいという気持ちもあります。一方で現在の学校の状況を見聞きしていると不安もあります。

 

でもやっぱり「担任したほうがいいよ」はその通りだと思うんです。

だから心に残っているんだと思います。

ああ、一体これからどうなるのか。未来は選べるのか、導かれるままに進むのか分かりません。

 

NURO光を迷っている方へ

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インターネットをNURO光に変えました。

インターネットに関してど素人な私の体験談がどなたかの役に立てればと思って

この記事を書きました。私と同じようにNURO光に変えようと迷っている方に向けて

書きたいと思います。

 

今回は

  1. NURO光に至るまで
  2. NURO光を迷ったわけ
  3. NURO光に変えるまで
  4. NURO光を変えてみて

を書きたいと思います。

 

1.NURO光に至るまで

今の家に住み始めて最初に契約したのが、その前の家から契約していた某ケーブルテレビ会社

が提供していたインターネットでした。しかし、つながりがあまりよくなく、携帯電話の契約と同時に切り替えることにしました。

 

某大手のインターネット。「光回線」もうたっていて、かなり速くなると思っていましたが

あんまり速さを感じない。いろいろ調べていくうちに、自分で設定をしないといけないことがわかりました。

結局、自前でルーターを購入し、それを接続することにしました。

 

 

これを取り付けることにより、速さは少し改善しました。しかし、一つ問題がありました。

 

自分の部屋までWifiが届かない

そこでWifiを届かせる方法を検討しました。

icip.info

 

ケーブルを購入し、延長コードを購入して、

家のやや真ん中あたりに設置しました。

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コードを壁にはわせたり、ちょうどいい長さを決めたりと、結構大変な作業でした。

これにより、自分の部屋まではひとまず届くようになりましたが、また一つ問題が出てきました。

 

 

同時接続できない!

 

リビングで家族の誰かがYoutubeなどの動画コンテンツを見る機会が増えてくると、

私が部屋で動画を見たり、オンライン会議をしたりすることが難しくなりました。

大事なオンライン会議中にインターネットが止まるのは困る・・・

家から離れて、個室のインターネットカフェで行うこともしばしばありました。

これはインターネットを切り替えないと・・・という気持ちが膨らんできました。

 

2.NURO光を迷ったわけ

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ちょうどその時、家にこんなチラシが届きました。

どうやらマンションで回線を引っ張ったらしく、個人で契約するより安くなるとのことでした。

 

しかし、このチラシ・・・

 

見るからに怪しい

 

こういう

1年間無料!

○○円キャッシュバック!

 月 日まで申し込み限定!

 

こんなキャッチコピー、セールスも見飽きるくらい見てきたから、

「信用ならねえ」

って思っちゃうんですよね。

 

こんな怪しい会社と契約するくらいなら、今の環境で我慢していた方がいいか・・・と思い

1年近く時が過ぎていきました。

 

3.NURO光に変えるまで

NURO光、結構テレビCMで見かけるようになりました。

www.nuro.jp

 

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おそらく、契約する人が増えていったのでしょう。

再度、NURO光にかえてみようか、という気が向いてきました。

こんな時は、Youtube

 


www.youtube.com

 

批判的な内容もあれば、肯定的な内容もありました。

いくつかの動画を見ていると、批判的な内容のほとんどは「回線工事までに時間がかかる」ということでした。そこで、NURO光の代理店に聞いてみようと思い、電話をかけてみました。

思いのほか、すぐにつながりました。大体この手のコールセンターってつながらないのが

一般的なのに。そして、自分が気になることを全部聞きました。

 

・インターネットは不安定になることはあるのか

・契約までにどれくらいかかるのか

・工事の日程はどうやって決まるのか

・既存のネットの解約はどうすればいいか

 

対応してくれた方がたまたまなのかもしれませんが、すごく丁寧に教えてくれました。

一方で、既存のインターネットは解約の時しか電話対応を受け付けてもらえないので、

自分で調べても分からないことは、NUROの電話担当の方に聞きました。

2、3回かけたのですがすぐにつながるし、嫌な感じもせずに教えてくれるので

「今度こそ変えよう」と思いました。

 

 

 

契約はインターネット上で行います。

自分の個人情報と支払い用のクレジットカードの番号、工事の日取りを決めます。

2年契約と3年契約がありましたが、今後のことを考えて少し割高になりますが、2年契約にしました。工事にかかるお金も実質無料ですが、途中解約するとその分だけ請求されるとのことなので、早く終わらせてしまいたいという思いもありました。

 

この時も「もしかしたら、何か不都合があるかも・・・」という気持ちがあったからです。

契約して、使ってみるまで分からないのがインターネットです。

 

さて、インターネット上で申し込みを行ったら、あっさり終了しました。

これまでずっと迷っていたのが嘘のようです。

その後、工事日を決定するためのSMSが来ました。

 

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2週間後の都合の良い日と時間を決めて、予約ができました。

戸建てや回線のないマンションは時間がかかるみたいですが、私のようにマンション自体に

回線が届いている家はすぐに工事してもらえるようです。

 

4.NURO光に変えてみて

工事の日が近づいてきて、工事をしてもらう予定の場所を整頓していたら、

今まで使っていたインターネットの機器を改めてみることになりました。

 


www.youtube.com

 

今更ですが、自分の家の回線は「光回線」ではあるものの、それはマンションの中までで、家はVDSLという電話線を使ったものだということがわかりました。これはスピードが落ちるのも納得です。一方でNUROはコールセンターの方が教えてくれたのですが、全部光回線。

ルーターを一つ置くだけとのことでした。

 

そんな時、この動画を見つけました。


www.youtube.com

 

ONUというのは、インターネットの回線の装置の一つだそうですが、

NURO光はこれがルーターと一体型になっているとのこと。

しかし、問題なのは

 

レンタルされる機器がいろいろある

 

とのこと。しかも、機器によって性能にかなり差があるようです。

これじゃあせっかく契約してもまた同じことの繰り返しだ・・・と思い不安になりました。

どうやら工事担当の人が持ってくるのはランダムとのこと。

 

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NURO光公式HPより

もしハズレだったらまた頑張るしかないのか・・・と思いました。

そして、工事の日が来ました。

 

工事の様子を見ながら、光回線に変わっていく様子をみました。

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光コンセントなるものが増えています。なるほど、本当に今までのインターネットは電話線を使っていたのですね。そして、工事担当の方が持ってきたONUが

 

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SGP200W

 

問題ない機種らしいです。

もしかしたら、いわゆる「ハズレ」をレンタルされることはないのかもしれないですが、

ひとまずよかったです。

 

そして、今まで学んだことを生かして、少しだけ高い場所にONU(ルーター)を置き、

各機器をWifi接続。結果は・・・

 

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爆速(言ってみたかった)

前評判通りの爆速です。

どれくらい「爆」かというと

今までの某大手の光回線(VDSL方式)で10Mbps〜20Mbpsですから、

ざっと20倍から40倍の速さです。

 

速くなって一番変わったのが

 

動画の読み込みが速い

ちょっと巻き戻し、ちょっと早送りでもたつかない

同時に接続しても固まらない

 

これがどれだけ快適なことか。

そして、自分の部屋も十分すぎるくらいの速さでつながりました。

動画もオンライン会議も余裕そうです。

 

 

なんで速く変えなかったのか!

 

 

と結果的には思いましたが、相当な時間をかけてリサーチして決めたからこそ、

こう思えるのかもしれません。そして、リサーチしていなければ「大手」の名の下に

同じくらいの金額で質の低い環境をつづけなければいけなかったことを考えると

結局「知っているか知らないか」で損得をするんだなと思いました。

 

というわけで、もしNURO光を検討している方がいれば、前向きに検討してほしいと思い、

この記事を書きました。

12月にいつも思うこと

12月になりました。師走ですね。

学校にいた頃は、特に忙しい時期でした。

6年生を担任している時は一番だった、とも思います。

 

何より忙しさに加担しているのが「通信表」でしょう。

 

一応「評価」といえるものなのですが、法規上出さないといけないものではないです。

出さないといけないのは、学年末の「評定」

私が知る限り、その「評定」は学期末ごとの「評価」をもとに作成するのですが、

その「評定」は指導要録にしかのらず、子どもや保護者に伝わることはほぼないです。

 

さて、「通信表」ですが

これにかける時間と労力に見合った教育効果はあるのでしょうか。

私は「ない」と思います。

小学校の高学年だったら、10数教科の評価と記述評価、所見が必要で一枚作成するのに、

ものすごい時間と労力を要します。普通に仕事をしていたら、勤務時間内に私は終わりません。残業や土日出勤をしないとおわらないです。

ところが、この通信表、終業式の日に配布して子どもたちはそれを見るわけですが、

どんな反応かというと

 

「よくできるが○個あった」

「がんばろうがなかった」

 

そんな声が聞こえてきます。

正直、こんなことのために時間と労力をさいてきたわけではありません。

一つひとつの評価に意味があり、願いがあります。

でも、通信表の項目を見たら3段階の評価があるだけで、一体何をどう評価したか子どもには分かりません。これが嫌で子どもたち1人1人に話をしたりすることもありますが、子どもたちは長期休みの前でウキウキしていて、落ち着きません。1人1人と話をしている間、教室を離れられる状態にもないし、待たせられる状態でもない。とっとと通信表をわたして、別のことをした方がよいと思ってしまいます。最近はどちらかというと、それぞれの評価の意味を説明し、通信表はわたすだけ、にしています。

 

そして最大の問題が、その通信表を見た保護者からクレームがあるということです。

基準を設定して、なるべく客観的に評価をしても、評価に対して納得のできない保護者がいます。「なんでうちの子は下がっているんだ」「ここの評価の説明をしろ」といった具合です。

それを説明するために、きちんと評価しないといけないのですが、クレームをつけてくる保護者と対応するストレスを考えたら、評価基準がどうしても甘くなることもあるのではないかと思います。

 

 

こうなってくると一体何のための通信表なのでしょうか。

もうこんなものをわたすのはやめて、12月は保護者と子どもの三者面談期間にし、

保護者にわたすのは、テスト等の記録のみ。あとはそれをもとに話をする。

それが一番、子ども、保護者、教師にとって有意義なのではないか、と思います。

 

まあこういうことをしようとすると、「通信表のよさ」みたいな話になってくるわけなんですが、残業をしたり、土日出勤をしないと作成できないものに「よさ」と言われても全く納得できません。

 

 

という不満を抱えながらも通信表作成をしている先生たちはたくさんいることでしょう。

どうぞ、体に気をつけて無理されないで頂きたいです。

 

12月にいつも思うこと

12月になりました。師走ですね。

学校にいた頃は、特に忙しい時期でした。

6年生を担任している時は一番だった、とも思います。

 

何より忙しさに加担しているのが「通信表」でしょう。

 

一応「評価」といえるものなのですが、法規上出さないといけないものではないです。

出さないといけないのは、学年末の「評定」

私が知る限り、その「評定」は学期末ごとの「評価」をもとに作成するのですが、

その「評定」は指導要録にしかのらず、子どもや保護者に伝わることはほぼないです。

 

さて、「通信表」ですが

これにかける時間と労力に見合った教育効果はあるのでしょうか。

私は「ない」と思います。

小学校の高学年だったら、10数教科の評価と記述評価、所見が必要で一枚作成するのに、

ものすごい時間と労力を要します。普通に仕事をしていたら、勤務時間内に私は終わりません。残業や土日出勤をしないとおわらないです。

ところが、この通信表、終業式の日に配布して子どもたちはそれを見るわけですが、

どんな反応かというと

 

「よくできるが○個あった」

「がんばろうがなかった」

 

そんな声が聞こえてきます。

正直、こんなことのために時間と労力をさいてきたわけではありません。

一つひとつの評価に意味があり、願いがあります。

でも、通信表の項目を見たら3段階の評価があるだけで、一体何をどう評価したか子どもには分かりません。これが嫌で子どもたち1人1人に話をしたりすることもありますが、子どもたちは長期休みの前でウキウキしていて、落ち着きません。1人1人と話をしている間、教室を離れられる状態にもないし、待たせられる状態でもない。とっとと通信表をわたして、別のことをした方がよいと思ってしまいます。最近はどちらかというと、それぞれの評価の意味を説明し、通信表はわたすだけ、にしています。

 

そして最大の問題が、その通信表を見た保護者からクレームがあるということです。

基準を設定して、なるべく客観的に評価をしても、評価に対して納得のできない保護者がいます。「なんでうちの子は下がっているんだ」「ここの評価の説明をしろ」といった具合です。

それを説明するために、きちんと評価しないといけないのですが、クレームをつけてくる保護者と対応するストレスを考えたら、評価基準がどうしても甘くなることもあるのではないかと思います。

 

 

こうなってくると一体何のための通信表なのでしょうか。

もうこんなものをわたすのはやめて、12月は保護者と子どもの三者面談期間にし、

保護者にわたすのは、テスト等の記録のみ。あとはそれをもとに話をする。

それが一番、子ども、保護者、教師にとって有意義なのではないか、と思います。

 

まあこういうことをしようとすると、「通信表のよさ」みたいな話になってくるわけなんですが、残業をしたり、土日出勤をしないと作成できないものに「よさ」と言われても全く納得できません。

 

 

という不満を抱えながらも通信表作成をしている先生たちはたくさんいることでしょう。

どうぞ、体に気をつけて無理されないで頂きたいです。

 

自分の甘さ

最近更新が滞ってました。

また書いていこうと思います。

 

ここ最近でいくつか試験を受けました。

試験が終わってから、結果が出ているものも

結果待ちもありますが、一つ思うことがあります。

 

「やっぱり僕は自分に甘い」

 

よく「勉強家」とか「本をたくさん読んでいる」とか言われることもありますが、それは違います。僕は自分に甘く、ツメが甘い。

 

数々の試験を受けてきて、何度も結果が伴わなかったのは、自分の甘さとツメの甘さが原因。

わかっちゃあいるけど、なかなか直らない。

 

そんな自分に鞭を打つかのごとく勉強している部分がある。でもやっぱり表面を撫でたような、自己満足な取り組み方しかできてないから、どこかに甘さが出る。

 

この傾向は以前取り組んでいたフルマラソンにもいえるし、習い事や部活も同じ。最近はじめた筋トレも同じ。結局試験なんてものは、どれだけ自分の甘さに打ち勝つかなんだろうなと思う。

 

とはいえ、自分の甘さに気づくには試験を受けるとか、何か結果が出るものに取り組まないといけない。その意味でいい機会になったのかもしれないし、つぎは同じ目に合わないようにする。マラソン、また取り組んでみようかな。

 

自分の甘さを乗り越える一番いい機会かも。

【法規】カリキュラムマネジメント

小学校学習指導要領 第1章 総則(123は本資料において追記))

第1 小学校教育の基本と教育課程の役割
4 各学校においては,児童や学校,地域の実態を適切に把握し,

1 教育の目的や目標の実現に必要な教育の内容等を教科等横断的な視点で 組み立てていくこと,

2 教育課程の実施状況を評価してその改善を図っていくこと,
3 教育課程の実施に必要な人的又は物的な体制を確保するとともにその改善を

図っていくこと

などを通して,教育課程に基づき組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向 上を図っていくこと(以下「カリキュラム・マネジメント」という。)に努めるものとする。

 

引用 https://www.mext.go.jp/content/1421692_5.pdf