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教務の仕事で必要なスキル

教務になって表計算ソフトを使う機会が増えました。

OfficeのExcelやGoogleのスプレッドシートなどです。

 

教務の仕事の一つに「週案を出す」ことがありますが、

週案を出す際に「授業時数」を先生たちに伝える必要があります。

 

授業時数を伝えるためには、月間の予定を組まないといけないですし、年間の行事や時数も

組んで把握する必要があります。時数を管理する上で、使っているものがExcelです。

 

はっきり言って僕のExcelのスキルや知識やパソコン教室の初心者レベルです。

なんとか覚えた知識やスキルを使ってExcelを運用しています。

 

そもそも小学校教員でExcelを使うことはほとんどありません。

校務支援システム(学校のPCに採用されている、成績管理や通信表作成ができるソフト)が導入される前は成績の管理を自力で行う必要があったため、Excelを使用していましたが、今ではその必要もありません。

 

幸い、その時に中学校の教員出身だった教頭先生や、Excelで時間割を作成している先生から

Excelの簡単な使い方を教えてもらったおかげで、関数の入力の仕方やオートフィルなど基本的な使い方を覚えることができたので、今教務になってその経験を生かすことができています。

 

ただ、Excelを動かしながら「こんな仕組みにならないかな」「これがあったら便利だな」と思いつきはするのですが、実際にどのように関数を組めばいいのか分かりません。

Excel関連の本も読んだのですが、本には幅広いスキルは載っているものの、自分が「これだ」と思うものはなかなか見つけることができません。

 

やはりここは、最も有効な手段を使うしかないでしょう。

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

詳しい人に聞く

 

 

 

 

幸い、僕のつながりにはExcelにものすごく詳しい方がいて、質問したらすべて返ってくる方がいます。また教務のつながりで、Excelに詳しい方もいます。

やはり本やネットで調べるより、人に聞くのが一番です。そして『学び合い』の本でよく言われている、「人の力を借りる」能力がここで生きることになります。

 

 

つながりがきっといつか自分の得になる、そんなことを改めて感じた次第でした。

仕事が忙しくても続いていること

【朝】

・朝5時に起きる

・アハメーション(自分に目標を言い聞かせる)

・英語の勉強をする

・ランニングをする

 

【夜】

英語日記をつける

10年日記をつける

 

 

【週に数回】

ジムで筋トレ

サウナ

 

 

習慣は自身の心身の調子をよくすると思います。

すべて脳に関係していると思います。

自分の脳をうまくコントロールしていい調子を作ることは

どんなに仕事が忙しくてもしておいた方がいいように思います。

 

新任教務の3つの心がけ

 

ある同僚から「誰にでも笑顔で接していますね」と言われました。

「ああ、自分はそのように映っているのか」と知ることができたと同時に

3週間心がけていたことを、見てくれる人はいるんだなと思いました。

 

新しい職場に異動してから3週間。

自分の行動で、3つのことは心がけていました。

 

・いつも明るく振る舞うこと。

・話しかけられたら仕事を中断して話を聞くこと。

・同僚のいいところをどんどん言葉にすること。

 

教務という職員同士をつなげる立場上、これらは当然のことでもあるのですが、やはり新しい職場で信頼をしてもらうために、意識して行動しようと思って過ごしていました。業務量が多すぎて、余裕がなくなったり、疲れが表に出そうな時もありましたが、それは職場外で努力してカバーすることにしました。

 

しんどい時期もありましたが、少しずつ頼りにしてくれる同僚が増えてきたり、今回のように

言葉にしてくれる同僚がいたりしたので「心がけてきたことは間違いではなかった」と思うことができました。

 

次は、上の3つを無意識でもできるようになること、そして今まであまりできなかったことを

意識して行動していきたいです。

 

【今まであまりできなかったこと】

 

・初任の先生や若手の先生のフォロー

・校長先生が気づく前に自分から行動すること

・あまり話ができていない同僚に声をかけること

・話し方、振る舞い方、格好

・職員室の整理整頓

・4月当初の仕事の整理

・データと文書の整理

 

 

 

最後に一言

 

今、充実していると思います

いい調子

大きな仕事の目処がたちました。

自分の存在価値のある仕事が少しできました。

周りから少しずつ声をかけてもらえるようになりました。

大変だった業務に慣れてきました。

サウナに行けば体の疲れをとれるようになりました。

救いの手を差し伸べてくれる人にお礼を言うことができました。

 

いい調子になってきています。

 

 

学校では子どもとの関わりがある

 

当たり前のことかもしれませんが、僕にとってはちょっとだけ特別な感じがします。

育休時代、そして昨年度の長期研修員時代、学校の教員ながら子どもとの関わりはほとんど

ありませんでした。

 

学校にいる頃は

子どもと関わること、子どもの成長に身近に感じられること

そういったことが、自分の仕事のやりがいだと思っていましたが

 

学校から離れても、あまり気にはなりませんでした。

「自分って別に子どもと関わりがなくても大丈夫なんだ」と

少しだけ不思議な気もしていました。

 

しかし、学校に戻って3週間。

子どもとの関わりが増えました。

担任ではないので、そんなに関わることはないだろうと思っていましたが

教室に補充に入ったり、遅刻してきた子と関わったりしているうちに

だんだん僕の名前を覚えてもらえるようになり、

声をかけてくれる子も増えてきました。

 

子どもが関わっているとすぐに一時期前の自分に戻ります。

 

やっぱり自分は子どもとの関わりが好きなんだろうし、成長を感じられるのは

やりがいなんだろうなと思います。

 

 

最近寄ってくる子どもたちは僕のことを「番長」「先輩」とか呼びます。

ああそういえば、女性の先生が多い中、別の学校から来た男の先生、だったんだ自分。

と思い直します。

 

 

まとめると

 

 

 

学校戻ってきてよかった

 

 

です。

 

『学び合い』しかない

 

妻から言われました。

 

『学び合い』しかないんじゃないの

 

妻は教員ではありません。『学び合い』のことは私からしか聞いていません。

そんな彼女でも「『学び合い』しかない」といいます。

 

『学び合い』は魔法ではありません。

シンプルな考え方ですが、実践は簡単ではありません。

しかし、現状(詳しくは書けない)を見ると、

あれこれ手を打つより『学び合い』をした方がマシです。

 

教室に居場所がない

勉強が面白くない

勉強がわからない

なんのために学校に来ているかわからない

 

子どもたちのそんな声が聞こえてくるかのようです。

 

「『学び合い』を止めるな」だけが一人歩きして、

「友達との関わり」を制限してきた弊害だと私は思います。

 

ただ、苦しい。

原因も解決策もわかっているのに、そこに踏み込むことができず

大人の力だけでなんとかするしかない現状。

 

コロナが流行り出した時からずっと懸念してきたことが

やっぱり顕わになってきました。

さて、どうしようか。

 

 

立て直し人

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4月から、本来の業務である仕事に加え、他の方が行っていた仕事を引き継いでいます。また、昨年度諸事情があって中途半端になっていた仕事をしています。

 

特に中途半端になっていた仕事については「なんで昨年度中にやっていないんだ」と誰しもが思うものなのですが、事情がいろいろあったようなので仕方ない部分もあるみたいです。

 

私の今の立場は「機動力」と「即時力」が求められる仕事なので、上に挙げた引き継ぎ仕事や

中途半端になっていた仕事を、日中にやる暇がありません。でも、締切もあるし、職場の同僚に影響を及ぼすことがわかっているため、早朝や夜、休日などに取り組んでいます。

 

時間も労力もかかるし、初めての仕事なので効率が悪い部分も多いのですが、

なぜか楽しんでいる自分がいます。

 

・この仕事をしたら次同じ仕事をする時にスムーズになる

・困っているからこそ、いろんな人に相談できた

・俺がこれやりとげたらすごいじゃん

 

特に一番最後「俺がこれやりとげたらすごいじゃん」は自分のやる気を高める大事なモチベーションの一つです。今の目の前にある仕事、普通にやったら終わりません。全部できない人も絶対います。でも、僕ならできます。なぜなら頼るべき仲間と今の仕事を立て直すスキルを、この十数年で身につけてきたからです。

 

だから僕はこの立場で、今の職場に送られたんだ、と思っています。

誰も僕の仕事量や内容を知らないでしょう。でも知らなくていいんです。

僕も逆の立場だったら知りませんでしたし、知ろうとも思っていませんでした。

だから「誰かにわかってもらおう」という発想を持つ気もないし、持ったら苦しいと思います。そして、こう思うようにしています。

 

 

俺は立て直し人だ

 

 

 

教務の仕事メモ③

月行事作成、週案作成

 

見通しを持っていないとできない仕事。

そして、どんどん更新される。

紙で出すと何度も印刷しないといけないから、できればデジタル化したい。

でも、プラットフォームを使う機会が少ないからそれが難しい。

 

悩ましい限りだ。

 

 

教務の仕事メモ②

教務の仕事は、同時進行で行う仕事が多いです。

 

主な業務である、週案の作成や行事の運営などをしながら

電話対応、客人対応、子ども対応、保護者対応、PTA対応・・・

いろいろなものがどんどん起こります。

 

その中で行う、「文書処理」がとてつもなく大変だと感じます。

 

主に教育委員会からくるのですが、

 

「各担当に割り振るもの」

「コピーして配布するもの」

「自分(教務)が把握しておくもの」

「提出期限があるもの」

「どうでもいいもの」

 

が同時にやってきます。

 

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なんでこんないっぱいあるんだよ!!!

ってこの仕事を行った方は思うと思いますが、

教育委員会側に少しいた身として、文書を出す側も仕方なくやっている部分もあると思います。指導主事の方、一人一人が担当している仕事が集積するとこのような文書の山になるのでしょう。どうしようもない部分もあります。

 

(それにしても◯◯教育が増えすぎて、それをすべて文書通知しているのも問題だとは思いますが)

 

文書を振り分けていく際に、これまでの学校の教員の経験をいかして分類することもできるのですが、いかんせん初見の文書もあります。特に管理職対応の文書は分からない。絶対に見逃せない文書(提出期限の決まっている文書)のみしっかり対応して、あとはバンバン捌く、そんなことをやれるようになりたいと思います。

 

 

 

ああああ、それにしても大変すぎる、激務すぎるよ、教務。