おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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教務の仕事メモ①

教務になって7日目で気づいたことを書きます。

 

まず、教務主任は法規で以下のように定められています。

 

② 教務主任は、校長の監督を受け、教育計画の立案その他の教務に関する事項について連絡調整に当たり、及び必要に応じて指導、助言を行う。【学校教育法施行規則第44項第4項、公立小中学校管理規則第15条の2第2項】ここでいう教育計画とは、年間指導計画、生徒指導計画、学校行事計画からなる教育指導上の計画のこと。教務主任は、校長の監督を受け、当該学校の教育計画の立案、実施時刻の総合的調整、教科書、教材の取扱等、教務に関する事項について教職員間の連絡調整に当たるとともに関係教職員に対する指導助言に当たる。

 

教育計画の作成など、具体的な仕事はわかりやすいのですが、

今は「連絡調整」の仕事が多い気がします。

例えば、予定していたこと日程の中で急遽対応しないといけないことがあった時

教頭や校長に言って、予定の変更をする必要があります。

 

それ以外にも、PTA役員さんからの仕事の依頼や、他校との連携なども必要です。

 

まとめれば 

 

とにかく忙しい 

 

そんな仕事です。

 

 

学校はなぜ大変か

5日たった時点で分かったこと

 

・人が足りない

→誰かが何かを兼務することになると、必然的に何かしらの仕事がまわらなくなる

それによって、別の人に負担がいく。負担がかかった人は、余裕がなくなり、何かしらに影響を及ぼす

 

・抱えていることが多い

→年度当初に審議する方案が多すぎる。でもすべて「必要」な学校の取り組み。

最近ではICTが入ってきた。増える一方。「減らす努力」とは言っても「人権」「いじめ防止」「食物アレルギー」など学校において減らせないものばかり。結局、ひとつひとつが手薄になり「変える」という方向に進まない。そして、授業改善や子どもへの対応のあり方など、肝心なことに手がつかない。

 

・時代の変化と世代の変化が合っていない

→国の方針や時代の変化とまるで違ったことがいまだに学校では残り続けている。

とにかく、紙。ドリル。子どもたちはもう学校の枠組みに収まりきれずにいるのに、学校自体が変わりきれていない。でも、上の2つの影響もあるから、変わろうにも変われない。

 

 

人が足りない

抱えていることが多い

時代の変化と世代の変化

 

もちろん他にもたくさんあるけど、5日で分かったことはこれ。

ならどうするか。これが僕のこれからのミッション。

ICT活用はなんのため

わかりやすく言うと

 

1、授業と校務の改善(ICT活用指導力の一つ)

2、デジタル社会に生きるためのスキルを身につける(情報活用能力)

3、子ども自身の学びと人生をよりよくする(学びに向かう人間性)

 

です。

 

これから先、GIGAスクール関連で入ってくるものは

「デジタル教科書」と「学習eポータル」です。

それらをただ受け入れるだけでは、ただの負担です。

 

私たちがスマホに少しずつ使い慣れ、もはや生活の当たり前になったように

少しずつ使い方に慣れていくことが必要かと思います。

 

そして、私がそれをみなさんに少しずつ提供していけたらいいなと考えています。

私も今の仕事が少し慣れてきたら、教務の仕事をデジタル化したり、

ホームページを改善できるようにしたいと考えています。

ありがとう土日

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新年度がスタートしてすぐの土日でした。

4月1日に発生した仕事を行うために、土日のほとんどを要しました。

もし土日がなかったら、いったいどうなっていたのやら。

 

今年度から「教務主任」という新しい立場になったので、仕事も今まで全然違います。

ちょっとした雑務から、全体に関わることまであります。

今までの経験をフル活用しながら仕事をしても、かなりの時間がかかりました。

 

そこで一つ思ったこと

「これ以上の仕事をするのは無理だな」

まだはっきりとしてませんが、これから仕事が増えそうです。

スキルというより、時間が足りないので、仕事が増えても捌くことができないでしょう。

 

だから、覚悟を持って「割り切る」しかないようです。

仕事に優先順位を決める。仕事を時間で区切る。これくらいの割り切りが必要でしょう。

 

まだスタートして1日しかたっていないのですが、こんなことを考えています。

ただ、不思議なことに

 

やる気が溢れている

 

なぜでしょう。膨大な仕事を捌いている達成感があるのです。

そして、家族に対して「ありがとう」という気持ちが出てきます。

「ありがとう土日に時間をくれて」

「今年土日があったので助かった」

勝手に前向きな気持ちになっています。

 

さて、今日もいっちょやりますか。

 

 

 

学校は大変になっていた

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久しぶりに学校に復帰しました。

そして別の学校に異動しました。

4月1日、たった1日過ごしただけでもわかりました。

 

学校は大変になっていた

 

元々大変だった部分に、さらに上乗せするような形で大変さが増しているように

思います。では何が大変なのか。いくつか挙げてみると

 

1 業務量が多い

2 人が足りない

3 子ども(保護者)が求めるものが変わっている

 

一教員レベルではどうしようもない部分もあると思いますが、以前から問題になっていたことに向き合ってこなかったツケがきている部分もあると思います。

 

詳しくは書けませんが、子どものことを聞いていると「もうすでに形に現れているじゃん」と思ってしまうことがたくさんありました。

 

ただ、この問題に向き合うには、時間とやる気が必要だと思います。でも元々変わらない業務量の多さや人が足りないことから、そんな余裕が生み出せる状況ではないと思います。

 

だから今からでも現状をよくするためにできることは、

デジタルシフトだと思います。

 

相変わらず学校は紙の書類だらけ。

いったいどれが最新版なのか分からなくなります。

嫌がる人もいるでしょうが、仕事自体は変わらないことなので、

徐々に変えていこうと思います。

 

 

そのためにも、雑務を終わらせ、大勢を整えないといけないでしょう。

つまり、休日出勤です。仕方ないですが、やるしかありません。

 

4月1日 1年生

4月1日になりました。

令和4年度がスタートします。

多くの職場では人事異動があり、新しい出会いがあるでしょう。

新たなスタートですね。

 

1年前

f-manabiai.hatenablog.com

 

2年前

 

f-manabiai.hatenablog.com

 

ここ数年は、毎年4月1日のスタートが違っています。

そして今年、令和4年度の私は1年ぶりに学校に復帰し、異動。職が主幹教諭になります。

新しい職場、新しい立場で、ワクワクしています。

人事が決まってから、ずっとこの日を待ち望んでいました。

 

今までの人間関係をすべてリセットし、一から構築する

新たな立場での仕事を覚え、様々なことを経験し、成長していく

これまでの経験を少しずついかしていく

 

すべて自分次第

こんなにワクワクすることはありません

 

妻からもなんだか様子が違うね、と言われました。

確かに頭の中は仕事のことでいっぱいなのですが、

もう一つ大事なことがありました。

 

息子も1年生になるのです。

そして、息子は今日から学童保育デビューです。

 

お互い1年生。頑張っていこう。

結局は自分に返ってくる

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「おに先生!」

 

声をかけられて振り向くと、以前担任していた子の保護者でした。今の職場に仕事で来ていたそうで、僕を見つけて声をかけてくれたとのこと。話を聞いていると、お子さん(僕が小学校6年生の時に担任した子)の大学進学先が決まったとのことでした。一浪して、後期試験で合格したらしく、3月のギリギリのことで興奮気味に伝えてくれました。

 

教え子が新しい一歩を踏み出したこと、それを興奮気味に伝えてくれる保護者の姿を見て

すごく嬉しい気持ちになりました。

 

たまたまですがその日、元同僚や、以前別の機会に出会った方に立て続けに声をかけてもらいました。以前一緒に仕事をしていた時や、話をした時は「将来また会うだろう」なんて考えてもいませんでしたが、何かの縁なのでしょう、また顔を合わせることになりました。

 

 

3月末から4月は人事異動の時期ですが、十数年仕事を続けていると、どこの職場に行っても「元同僚」「元同僚の知り合い」「知り合いの知り合い」のようなつながりが必ずあります。そしていい意味でも悪い意味でも、これまでどのように仕事して、人間関係を築いてきたかが、「評判」としてついてまわります。

 

そのような「評判」は本人が知ることはありませんが「良い評判」は結局自分に返ってくる、と思います。そして「良い評判」を作るのは「日頃の行い」だと思います。

 

「日頃の行いが良い」こと、それは「誠実でいる」ことだと私は考えています。

「誠実でいる」ことが「良い評判」につながるかどうかの結果はすぐには現れないことが多いです。数ヶ月後、数年後になって結果がでます。特に人事異動の時期は、それがよく現れるでしょう。

 

私も4月から新しい場所に移ります。もしかしたら私の「評判」の話をしているかもしれません。できれば「良い評判」であってほしいですが、それは私の今までの「日頃の行い」によるもの。もしあまり良くないものであれば、挽回のチャンスだし、良いものだったら、その評判に見合う行動をしないと「信頼」につながらないでしょう。

 

ワクワク、ドキドキ新年度がやってきます。

 

【もうすぐ新年度】教師がやってはいけないこと②

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【もうすぐ新年度】第2弾

前回は「懲戒免職」になるくらい「教師がやってはいけないこと」を書きました。

f-manabiai.hatenablog.com

 

今回は「懲戒免職ほどではない」けれど「教師がやってはいけないこと」を書きます。

 

「やってはいけないことばっかりで学校の先生ってしんどいな」と思うかもしれませんが、

逆に言えば「やってはいけないこと以外はたいていやっていい」

ということです。言い方かえれば「ネガティブリストの作成

ということです。今回は「やりがち」な「やってはいけないこと」を書きたいと思います。

 

1 体罰

2 児童生徒・保護者と一定以上の私的な関係になる

3 SNSで学校の情報を発信する

 

 

1 体罰

ダメです。やってはいけません。

学校教育法第十一条 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。

 

体罰とは何かについて文科省の資料では以下のようにまとめられています。

 

○ 身体に対する侵害を内容とするもの
○ 被罰者に肉体的苦痛を与えるようなもの

要するに大人による子どもの「有形力の行使」は「体罰」になりうるということです。「懲戒を加えることができる」という部分と混同して「懲戒」と思ってしたことが体罰だったり、自分自身をコントロールできなくて「つい」体罰をしてしまったりすることがいまだにあるようです。

 

前回と違って「体罰」で懲戒免職になる話はよほどのことでない限り、あまりありません。

何かしらの免職ほどではない処分で終わることが多いように思います。だからといって体罰をしていいというわけではありませんが、ちょっとレベルの違う話です。

 

さて「法律で決まっているから」という理屈は、大事ですけれど体罰自体をなくす上で万能ではない、と思っています。「体罰」をしてしまうのは、上に挙げたように「子どもは押さえつけてでも言うことを聞かせる」とか「悪いことをしたら厳しく指導していい」といった思い込みがあること、子どもの言動に怒って、手足が出てしまうことがあると思います。

 

正直言うと、僕自身にも言えることです。手を出したことはありませんが、感情的になって自分の言動をコントロールできなくなりそうな時は何度かありました。揚げ足をとってくる子どもに対して真正面から反応してしまうことはあります。

 

だからこそ、自分自身を冷静に分析して、どんな時に感情的になりやすいか、感情的になった時にどのように行動すればいいか考えるようにしています。

 

ひとまず、子どもに対して感情的になった時は

その対象に対して、離れるように言います。

自分自身が冷静になるまで待ちます。

 

2 児童生徒・保護者と一定以上の個人的な関係になる

 

「私的な関係」というのは、学校にいる間以外の時間に連絡をやりとりしたり、会ったりすることです。とはいえ年賀状のやりとりをしたり、家庭環境の相談を受けたりすることはあり得ますし「勤務時間外だから」といってキッパリ線引きできるものではありません。

 

だから「一定以上」としました。

「一定以上」というのは「学級にいる子ども(保護者)全員にできないこと」だと考えています。たとえば自宅に帰った後、保護者から電話相談を受けるとか、お金を貸してあげるとかです。

 

「そんなことするはずない」と思う方もいると思いますが、結構それに近いことをしているのを見たことはあります。「子どものために」という想いのあらわれなんでしょうが、僕はやりすぎだと思っています。頑張った分、保護者や子どもは「先生のおかげ」と言ってくれるでしょう。でもそれは麻薬のようなものです。持続可能ではない。

 

やりすぎはその後「あの先生はやってくれたのに」という不満に変わります。

また、家庭の問題に我々学校の教師は踏み込んではキリがないのです。

苦しいかもしれませんが、そこは一線を引かなければいけない。

教師は子どもに一生ついていくことはできない。

 

学校でできることをする。

学校生活を充実する。

学校で仲間をつくる。

 

そこに重点を置くべきだと僕は思います。

 

3 SNSで自由に情報を発信する

 

Twitterを見ていると驚くことが多いのですが「教員アカウント」が好き勝手に発信していることがあります。「表現の自由」は保証されてよいと思いますが、いくらなんでも節度がない、と思うことはしばしばあります。自分は好きに発信していても「教員」としての「品格」を落とさないでほしい。

 

私はTwitterのアカウントを実名で行っているわけではありませんが、実名で投稿しているのと同じと思って発信をしています。特に学校に関わる発信には気をつけています。学校に関わることで発信する基準は「職員室で話せるレベル」「学級懇談会で話せるレベル」としています。

 

ただ、自治体によって学校におけるあらゆる情報を発信しないよう決められているところもあります。それで処分されることもあるので、発信には十分気をつけたいものです。

 

また、私的な内容でも子どもや保護者に見られていることがあります。コロナの自粛期間中に、大勢で飲み会をしたとか発信すると、問題になるおそれがあります。本人は「プライベートなんだからいいじゃん」と思っているのかもしれませんが、プライベートだろうとなんだろうと、保護者や子どもからしたら「先生」であることは変わりありません。

 

SNSはしない方がいいと思うかもしれません。確かにそうです。しない方がいい(笑)ただ、SNSも使い方によっては有益な情報を得られることもあるので「ほどほどに」するのがいいと思います。「教師がやってはいけないこと①」で書いたように懲戒免職になることはないと思いますが、問題になってから周りと本人に与える影響はとてつもないと思います。

 

 

個人的には若い先生にこのようなことを新年度に伝えておくべきではないかと思っています。

最初にも書きましたが「やってはいけないこと以外はたいていやっていい」

のです。

 

1 体罰

2 児童生徒・保護者と一定以上の私的な関係になる

3 SNSで学校の情報を発信する

 

なぜダメなのか。どこからどこまでがダメなのか。

知っておくべきことだと思います。

【もうすぐ新年度】教師がやってはいけないこと

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もうすぐ新年度がはじまります。

いや、その前に今年度が終わらないと・・・と思う方もいると思うのですが、僕は学級担任をしていた時は、年度が終わる頃に新年度何をするか頭と物の整理をするようにしていました。教室を眺めながら4月から何をしてきたか振り返ることができるからです。

 

今年度は学校にいないので、このブログ上で【もうすぐ新年度】シリーズを書いてみようかなと思います。(続くかどうかは不明)

 

来年度以降は、教師になりたての先生と関わることもありそうなので、何を話すのか、どう関わるのかも考えておく必要があると思っています。特に自分にとっては「当たり前」になり「自動化」されている部分です。

 

職員室での振る舞い、授業の進め方、学級経営、保護者対応、校務分掌・・・考えただけで山ほどありそうです。

 

ただ、これらは時間をかけて学んでいくものだし、失敗しても取り返しのつくものです。

でも、教員の仕事には「取り返しのつかない」ものもあります。

例えば【飲酒運転】

これは一発で懲戒免職ですし、その自治体に与える影響はとてつもないと想像します。

以前、よその自治体で教員の飲酒運転が発覚したことがありましたが、飲酒の自粛や度重なる研修、報道対応など、ものすごい影響を与えたようです。

 

飲酒運転に関わらず、法を犯すことは教員以前に市民としてあってはならないことですが、

学校の教員だからこそ、マスコミに取り上げられ、社会に影響を与えるものが他にもあると思います。

 

・児童生徒へのわいせつ行為

 

これは教員だからこそインパクトが大きいように思います。児童生徒への体罰は禁止されていますし、あってはならないことですが、懲戒免職にはなった話はあまり聞きません。しかし、児童生徒へのわいせつ行為はおそらく懲戒免職ですし、社会への影響は大きいと思います。先日「わいせつ教員対策法」が制定されるくらい、児童生徒へのわいせつ行為に対する社会の目は厳しいと考えます。

www.nhk.or.jp

 

「いやーわいせつ行為なんて、そんなことしないでしょ」

 

確かに多くの先生方は児童生徒に対して、わいせつ行為をする方ではないと思います。

しかし日本全体で見ると、ほんの少数ですが、そのような方が紛れているようです。

だから時々報道になるんだと思います。そしてそれを見つけ出したり、防いだりするのは難しいことかと思います。

 

この現状は保護者はもちろん、子どもたちも知っています。特に男性教員に対しては疑心暗鬼になりやすいと思います。私は新任の時に「女の子を抱っこしたり、二人きりになったりするのは控えなさい」と先輩から言われたことがあります。「子どもと関わっているだけで、女の子として関心を持っているわけではない」と最初は不満に感じましたが、今思えばありがたいアドバイスだったように思います。

 

保護者の中には「実は不安だった」と打ち明けてくれる方がいたからです。信頼関係ができたからこそ、言ってくれたんだと思いますが、やはりそう思うんだと知りました。

 

それ以降、どんな学年を持っても、どんなに子どもたちが寄ってきても、こちらから触れるような行為は控えるようにしています。

 

また、小学校の高学年を担任すると、女子たちは一気に成長するので、男性教員に対して少し意識するようになります。反発したり、悪口を言ってみたり・・・本人たちは悪意がなくても「先生がセクハラする」とか「先生は女の子ばっかり見ている」と口にすれば、受け取られ方によってはそれが真実となる可能性があります。

 

そうならないためにも、日頃から言動に気をつけておく必要があります。誤解されるようなことをしない。そして保護者に信頼してもらえるようにする。これしかありません。

 

書き出したら、いろいろと浮かんできました。あとは、

 

・公金の横領、備品の盗用

 

でしょうか。これも私の知る限り一発懲戒免職だと思います。

他にも「教師がやってはいけないこと」はたくさんあるように思います。

ただ、一発で懲戒免職になり、その後に影響を及ぼすのはこの3つではないかと思います。

余計なお世話かもしれませんが、先輩として、職務として若い教師に伝えていかないといけないと思います。

 

 

少年期

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息子と映画を観てきました。

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」

doraeiga.com

 

親世代なら知っている人も多いと思いますが、この映画はリメイクです。

35年前の作品なんですね。

僕は子どもの頃にビデオに撮ったものを何度も観ました。

大好きな作品の一つです。

 

きっと親世代も楽しめるように、制作されているのでしょう。

基本的な設定や、ストーリーを大きく変わってはいません。

元作品の分かりにくい部分は丁寧に説明されていました。

 

一番感心したのが、暴力的なシーン、破壊シーンが抑えられていること。

「小戦争」というくらいですから、戦いの場面が多くあるわけですが、

戦う相手は「無人戦闘機」だし、ジャイアンもマイルドです。

 

「それくらいいいじゃない」と思ってしまうところが、自身が時代の変化に対応できていないことを思わせます。

 

それにしても、ウクライナの紛争に重なる部分が多いので、ギリギリの映画公開だったんだろうなと思います。昨年延期しているみたいだから、これ以上延期できない部分もあるのでしょう。僕はあまり気になりませんが、ケチをつける人もいそうです。

 

いずれにしろ、息子はストーリーを理解して、楽しめたようです。親のエゴですが、息子とドラえもんの映画を観に行くのは、僕にとっては一つの夢でもあったように思います。

 

ちょうどAmazonプライムで原作が配信されているので、昔を懐かしみながら一人で観ました。この映画といったら武田鉄矢さんの「少年期」です。

 

悲しい時には 町のはずれで
電信柱の明り見てた
七つの僕には 不思議だった
涙うかべて 見上げたら
虹のかけらが キラキラ光る
瞬きするたびに 形を変えて
夕闇にひとり 夢見るようで
しかられるまで たたずんでいた
ああ僕はどうして大人になるんだろう
ああ僕はいつごろ大人になるんだろう

目覚めた時は 窓に夕焼け
妙にさみしくて 目をこすってる
そうか僕は 陽ざしの中で
遊び疲れて 眠ってたのか
夢の中では 青い空を
自由に歩いて いたのだけれど
夢から覚めたら 飛べなくなって
夕焼け空が あんなに遠い
ああ僕はどうして大人になるんだろう
ああ僕はいつごろ大人になるんだろう

 


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