おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

小学校の先生のブログ→引っ越しました→https://note.com/onisensei024

「分かる」って何だろう。

f:id:f-manabiai:20210209211058p:plain

 

 

『学び合い』を実践しはじめて、何年かした時だったと思います。

 

「分かる」って何だろう。

「説明できる」って何だろう。

 

そんなことを考えるようになりました。

というのも、課題を出した時に、子どもたちが「いいかげん」な評価しかしていない思うことがたくさんあったからです。

 

『学び合い』の課題の取り組ませ方に「3人に説明して、納得できたらサイン」という例が

本などに紹介されています。私もそれを真似してよく課題をそのようなことを入れていました。

 

しかし、子どもたちの課題を見てみると、中身スッカスカ。間違えているのもある。

「これで何でサインをしたんだよ」と思ってしまい、私がチェックすることにしました。

もちろん、膨大な時間がかかり、十分に活動を行うことができなくなってしまいましたが、一つ分かったことがありました。

 

 

子どもたちの「分かる」の認識はバラバラで、

教師が求めているものを理解するのは簡単じゃない。

 

おそらくそれまでのクラスでは、「サインをもらう」中で分かっていないとか課題に沿っていない、ということに対して、指摘やアドバイスがあったか、私が気づいていなかったんだと思います。

 

しかし、その年は違いました。

それぞれお互い「ゆるい」

だから、簡単にサインをしてしまったんだと思います。

 

そこで、あらゆる方法を試しました。

すると少しずつ、変化が現れました。

おそらく、「トップランナー」が「先生が求めていること」を理解し、周りに広げていくことで、私が求めている「分かる」や「説明できる」に近づいていったんだと思います。

 

 

つまり、先生自身が

「分かる」「理解する」「できる」「説明できる」というのをイメージしておかないと、

子どもたちは自分たちの感覚で取り組み、「あ、わかったね」と思ってしまうんだと思います。それに対して「ちがうんだよ!」と先生が言うのは、子どもたちにとっては「なんで?」と思うことでしょうね。

 

 

結局その年は、基本的に私が子どもたちの課題をチェックする「関所」の役割を行うことで、

だんだん課題の質をあげることができました。

 

 

そんなことを行っていた時に、衝撃的なものに出会います。

それは・・・・

 

 

かしこさの階段

note.com

 

もう驚きましたね。

自分が曖昧にしていて、もやっとしていたものを、

どん、と形にしているんですから。こんなすごい人はどこにいるんだ・・・

 

 

 

 

北海道!!! 

 

 

 

 

 

行きました(笑)

 

 

 

この話のつづきはまた今度。

ではまた。