【大事なこと】成果を出せない学校文化
学級の雰囲気が良くなった
子どもたちの学習意欲が高まった
そのような「実態のないもの」の変化を説明するのはとても難しいですが、教室の中では確かにそれらは存在していると思います。
そのような変化を分析すると、教師の「力量」とか「実践内容」にいきつくでしょう。でも、ある一定以上は踏み込まないのが学校現場の文化ではないかと思います。おそらく、教師間で格差が生まれることを嫌うからです。
また「なんたら力の向上」とかをよく学校教育の目標にすることが多いように思います。テストの点数のように、はっきりと変化や結果が出るものもあるのですが、やっぱりこれも一定以上は踏み込まない。「○○先生が教えたら何点取れて、△△先生が教えたら何点下がった」なんて話は表向きに行われることはないでしょう。
だから結局、堂々巡りになる。いつまでも同じようなことをし続けて、モヤっとしたまま終わり。成果が出たのか、それはなぜなのか分かったようで、分からない。
僕はもっと先を見たいとは思っているんだけど、それよりもずっと手前のところでぐるぐるやっているから、「そんなの・・・すればいいのにね」といつもモヤモヤする。口に出したら偉そうに聞こえるのは分かってるから言わないんだけど、なんだかなあと思う。簡単なことなのに。
いいかげん、
宿題やめよう。
押し付け課題やめよう。
先生ばかり話す授業やめよう。
教師が変われば、子どもは変わる。