おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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まだ、そんなことやってんの?

小学校の算数の授業は「型にはめやすい」と私は考えています。

でも、その「型」では限界があります。

 

問題確認

既習事項をもとに、解決の見通しを持つ

学習で学ぶべきめあてを立てる

個々で問題の解決方法を考える

考えを交流し、よりよい解決方法を検討する

めあてに対するまとめとして一般化する

練習問題を解く

学習の振り返りをする

 

まあ、こんな感じでしょうか。

 

『学び合い』に出会い、実践をはじめてからは算数の「型」ありきの授業はしなくなりましたが、今すぐにやれと言われたらすぐにできるほど、自分の中で「型」は定着しています。

 

さて、この型ありきの授業では

「自分の意見をかける」「子どもの全員発表」「多様な意見が出る」

こういうことが望まれる傾向にあります。私もそうでした。

 

そして、それらを改善するために

「発問を工夫する」「教材を工夫する」「交流活動を工夫する」

などの手立ての検討がよく行われます。

 

 

・・・

 

 

まだ、そんなことやってんの?

 

 

 

もう何年も同じことやっているんですね。

何度も何度も・・・。

 

 

もういいかげん気づいたらどうなんでしょう。

教師主導の型ありきの授業では

「自分の意見をかける」「子どもの全員発表」「多様な意見が出る」のは無理で、

「発問を工夫する」「教材を工夫する」「交流活動を工夫する」ことをしたところで、たいして変わらないということを。

 

前提からもはや疑わないといけないんですよね。

でも、疑いようもない。これが「型」だから。「基本」だから。

 

でも、それは叶わない、と。

 

じゃあどうするか。根本的に考え方を変えないといけないですよね。